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- 資産運用のために投資を始めようとしている
- 投資はしたいが、失敗が怖い
弱まりつつあり日本経済を背景に、資産運用を始める人が若い年代を中心に増えてきています。
資産運用の代表格である「つみたてNISA」の新規口座開設数では、20〜30歳代で急激に増加しています。

そんな社会的認知が高まりつつある資産運用ですが、お金に関わることですので海千山千の強者たちが幾重にも罠を張り巡らせています。

世の中には悪い大人がいっぱいいるからな
本記事では、初心者が引っかかりやすい資産運用上の罠について解説します。
最後まで読めば、「資産運用をしようとしたのにお金を失った」なんて悲しいことが無くなります。
ぜひしっかりとチェックしてください。
結論
- 資産運用の仕方は「攻めの投資」と「守りの投資」の2種類から成る
- 知識があれば避けられる罠は確実に回避する
- なるべく安全に資産運用をしていきましょう
資産運用とその代表的な方法
資産運用とは、自分が持つ資産を投資で増やしたりリスク分散して失うリスクを減らしたりする行為です。
過去には老後2,000万円問題が取り沙汰されましたが、夫婦2人で定年後を安心して生きていく上ではやはり同程度の資産を持った方が良いでしょう。
それ以外にも家を購入したり、将来に無理をかけずに今を楽しむためにも資産運用はすべきです。
そしてしっかり資産運用をする上では、社会制度や税金に関わる知識が必須となります。

これらの総合知識を持つ専門家がファイナンシャルプランナーや

少しずつ勉強していきましょう

代表的な資産運用方法
資産運用方法には積極的にお金を増やす「攻めの投資」と、今の資産を減らさない「守りの投資」があります。
前者の「攻めの投資」の代表格は以下の通りです。
- 株式投資
- 投資信託
- 不動産投資
また後者の「守りの投資」の代表格は以下の通りです。
- 現預金
- 債券
- 金(ゴールド)
初心者が引っかかりやすい罠
さて、知識のおさらいができたところで本題に入っていきましょう。
初心者が引っかかりやすい罠は以下の通りです。
- 証券会社選びを失敗する
- 投資方法を失敗する
- 資金管理を失敗する

1個ずつ見ていきましょう
①証券会社選びを失敗する
資産運用をする上での必須条件は「証券口座を開設すること」です。

証券口座とは証券会社で開く口座のことで、預金口座とは別物です

証券口座無しで資産運用は正直無理ゲー
世の中には証券会社が星の数ほどあります。
証券会社を選ぶ時に、対面型(店舗型)を選ぶのが一番NGです。
なぜなら折角の自分の投資利益から相談員の給料分を抜かれるからです。
今のネット時代、対面型の証券会社を選ぶ理由は正直言ってほとんどありません。

病的な心配性か自分で考えて調べることができない人用や

ahamoじゃなくて、docomoショップで通常プランを選ぶようなものです
さて私たちが選ぶべきはネット証券な訳ですが、これまたかなりの会社数があります。
大差無いと言ってしまえばそれまでかもしれませんが、長期の資産運用ではチリツモで10〜20年後のパフォーマンスに影響してきます。
当ブログの2022年時点でのお勧め証券会社は、全ての人が80点以上を取れる優良企業である SBI証券 です。
もしその根拠を知りたかったり、他の証券会社も気になる人は以下の記事を参考にしてください。
②投資方法を失敗する
さて、証券口座を無事開設できたとしましょう。
次に気をつけなければいけないのは投資方法を失敗することです。
投資方法には前述の「攻めの投資」、「守りの投資」カテゴリーの中にも様々あります。
この中で投資方法を失敗すると、初心者が心配しがちな「投資失敗で破産して首くくるしか…」みたいな状況になりかねません。
さてここで、初心者が手を出していけない代表格の投資方法をリストアップしてみます。
- FX(外国為替取引)
- 仮想通貨
- 不動産投資
- 番外編:投資詐欺

初心者はこれらに絶対に手を出さないでください

ノーガードでやるとガチで人生終わるぞ
とは言え、「なぜ?」が無いと腑に落ちないと思いますので理由を簡単に説明していきます。
FX(外国為替取引)
FXとは、外国の通貨を安く買い高く売ることで差益を獲得する投資方法です。
押さえておきたいFXの特徴は「ゼロサムゲーム」ということです。

誰かが儲かれば、その金額以上を必ず世界の誰かが痛い目見ています
ゲームで例えるなら対人型FPSのようなもので、お互いの手持ち資金を奪い合うのが基本スタイルです。

ショバ代で取引所に手数料も発生するぞ
やり方次第で人生一発逆転もあれば、「試合終了、来世にご期待ください」ということもあり得ます。
FXには投資家が破産しないためのシステム(ロスカット)が備えられています。
しかし数年〜10年に1回程度の大暴落時に、そのシステムが最悪の形で発動することがあります。
その罠にハマると数十万〜数百万円の資金で投資していたのに、負債をその数倍〜数十倍抱えることになります。

ちなみにFXで抱えた負債は自己破産できない場合があります
FXをやっちゃダメということはありませんが、始めるのはせめて最低限のお金に関する知識と一般的な投資経験を積んでからにしましょう。
仮想通貨
仮想通貨が台頭した時は「億り人」が有名になったので、一攫千金のイメージがあるかもしれませんが今はほぼ不可能です。
すでに数え切れない種類の仮想通貨が開発・運用されており、もはや先行者利益を取るのは至難の業です。
そして関連の法整備が行き届いておらず今は利益が雑所得扱いなので、仮想通貨による儲けには高額な課税が為されています。

お小遣いレベルならいいですが、4桁万円クラスでの資産運用はキツいです

今後税制が変わる可能性が高いが、それが何年先かは分からん
- 株式や投資信託:課税率20.315%
- 仮想通貨:課税率最大55%
また残念ながら今は単なるマネーゲームの材料という立ち位置ですので、仮想通貨取引はFX同様にゼロサムゲームとなります。

国家的な採用が増えれば安定しますが、今はまだギャンブルの域を出ません
不動産投資
30代以上の独身女性や士業の人間を狙い撃ちして営業してくることが多い不動産投資も、初心者が手を出すべきでない代表的な投資の一つです。
不動産投資は更に以下の通りに細分化できます。
- 1Rマンション
- 通常の区分マンション
- 一棟マンション
- ボロ戸建
- REIT・JREIT
- 不動産クラウドファンディング
- その他(駐車場、コインランドリー経営など)
一番受動的に遭遇しやすいのは1Rマンション(区分マンションの一種)ですが、知識無しのお任せスタイルでは間違いなくお金を失います。

資料に載っている表面利回りがいくら良かろうが負けます

本当に美味しい話ならそもそも営業かける必要無いからな
一般的な区分・一棟マンション(アパート)やボロ戸建投資は、投資と名が付きながら実情は個人事業です。
全く気軽にできる投資ではないので、仕事やプライベートをガッツリ削る覚悟がある人だけ興味を持ちましょう。
この中でせめてやるのであればREIT(JREITは微妙…)か、不動産クラウドファンディングです。

両者とも不動産版投資信託みたいなものです
番外編:投資詐欺
少し毛色が違う話ですが、投資詐欺にも注意が必要です。
投資初心者が引っかかりがちな罠として「自分だけ特別な情報を入手できたかも」と勘違いすることです。
おそらく世の中のごく一部には本当に美味しい投資話が存在します。
しかし私たち一般人がその情報をゲットできる可能性はゼロです。

大企業の役員クラスや有力政治家や代々金持ちの家の人間ならあり得る
なぜなら投資を持ちかけた側に提供できる価値を持っていないからです。
美味しい話を人に持ちかけるということは、その人には自分で投資する以上の美味しさが無ければいけません。
提供できる価値が無いのになぜ投資話を持ちかけるのかを冷静に考えると、詐欺しかありません。
そして詐欺には「信頼する友人、知人、家族伝い」で来る可能性があることも覚えておいてください。

友人がすでに騙されていることもあるからな
ちなみに通常「攻めの投資」での利益率は年率で3〜5%(月換算だと0.25〜0.4%)です。
大切な資産を守る知識として、最低限の数字は知っておきましょう。
じゃあ何から始めたらいいの?
少額かつ低リスクで投資できる「投資信託」を「つみたてNISA」を利用して開始するのがお勧めです。
詳細を知りたい人は以下の記事も参考にしてください。
資金管理を失敗する
資産運用や投資というのは有り金全てをブチ込めばいいというものではありません。
まずは不測の事態にも対応できるように現預金を確保しておき、その余剰資金で投資を行いましょう。
手元に確保すべき資金額には諸説ありますが、一般的には生活費3ヶ月〜2年分程度で紹介されることが多いです。

若くてローンが無いなど生活リスクが低いなら3ヶ月分推奨です

すでに住宅ローンを抱えたり子どもがいたりするなら1〜2年分は欲しい
「攻めの投資」にせよ「守りの投資」にせよ、それぞれメリットがあるのと同様にデメリットが存在します。
急に入用になって現金化したい場合は、投資元本が割れたり(株・投資信託など)そもそも現金化できない(債券など)こともあります。
将来への資産運用のために、現在の生活を破綻させてしまっては元も子もありません。
しっかり今の生活環境を維持できるマージンを確保しつつ資産運用をしていきましょう。
資金管理の目安について詳しく知りたい場合は以下の記事を参考にしてください。
最後に
いかがだったでしょうか。
初心者が引っかかりやすい資産運用の罠3点について解説しました。
いずれも安全かつ効果的に資産運用をしていく上で絶対に押さえておきたいポイントです。
もしかすると近しい人が、これらポイントを無視して投資しているかもしれませんが真似しないでください。

なめくじの身近にこういう人がいたら全力で止めます

投資は自己責任と言うが、さすがになぁ…
投資はやり方を失敗すると今の生活や最悪人生が破綻する危険性があります。
知識があれば確実に避けられる罠はしっかり迂回していきましょうね。

では次の記事でお会いしましょう!

またな
- 資産運用の仕方は「攻めの投資」と「守りの投資」の2種類から成る
- 知識があれば避けられる罠は確実に回避する
- なるべく安全に資産運用をしていきましょう
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