なめくじも衝動性の傾向があるので実店舗に買い物行くと苦労します
どうやってムダ遣い抑えてんの?
妻に止めてもらってます…
草
- ついつい衝動買いしてしまう
- 節約のためにムダ遣いを止めたい
- 家族のムダ遣いを止めさせたい
節約するのってなかなか難しいですよね。
無駄遣いは避けたいけど、新製品が出たりSNSでバズった商品を見かけたり。
なんだかんだ「ちょっと試しに」とか「たまにはね」なんて思いながらついつい買い物してしまうものです。
さて実は我々は大部分の商品を知らず知らず”買わされている”と言われています。
我々が生きる現代はマーケティングが発達し過ぎているのです
本記事はそんな誘惑の多い現代の生活の中で節約マインドを持てるたった1つの極意をお伝えします。
私も過去、ジュースを常時5個以上は段ボール買いしていましたが、極意を身に付けた今は一切していません。
糖尿病にならなくて良かったな
当時は健康診断のたびに血糖値が心配でした…
心配すんならジュース飲み続けんなや
そんな節約の極意をみなさんに共有したいと思います。
「こうすれば電気代が◯◯円節約できます」とか、「このアイテムがあれば月に△△円ムダ遣いが減ります」みたいな枝葉の話ではありません。
あなたの価値観や生き方を根本的に変えるマインドシフト法です。
ちょっと難しい内容ですが、ぜひ最後まで読んでください。
結論
なぜ私たちはムダ遣いをしてしまうのか
節約を成功するためには、自分を知ることから。
最初になぜ私たちはムダ遣いをしてしまうのか考えてみましょう。
意志が弱いからだよ
あのさぁ…
世の中には魅力的な商品やサービスが溢れかえっています。
そして名だたる企業が作る商品のほとんどには「マーケッター」と呼ばれるモノを買わせるプロの手が加わっています。
モノを買う素人である我々が、プロが敷いた買い物ルートを外れてやり過ごすのはとても困難です。
じゃあどうすればいいか?
私たちがモノを買うプロになればいいのです。
モノを買うプロとは?
モノを買うプロというのは、たくさんモノを買った経験があるということではありません。
プロというのは買い物が仕事や収入に繋がっている人間のことです。
例えば魚河岸の仲買人が、店の宣伝文句だけで魚を買うでしょうか?
必ず自分で目利きをして良いものかどうか判断してから買いますよね。
なぜならお金を出して購入した魚の良し悪しが仕事の成果に直結するからです。
買い物のシビアさが違うわな
対して魚の素人である我々はどうでしょう?
スーパーで魚を買う基準は「朝どれ新鮮!」とか「◯割引」とか「大特価」とかですよね。
実はこの二者には買い方に決定的な違いがあります。
次項ではその違いを深掘りしていきます
価格と価値
モノを買うプロはどの業界であっても、必ず「価格と価値」という視点から買うかどうかを決めています。
先の仲買人の例であっても、商社であっても、企業の購買部門であってもです。
「これを買ったら自分/自社に価格以上の価値をもたらしてくれるか?」
常にこういう目線で買うものを決定しています。
価格とは
価格とは買い物や取引をする際に提示される金額のことを指します。
必ず覚えておきたいのは「価格≠価値」であることです。
学校じゃ教えてくれないから大部分の人間はコレを知らない
販売業者は商品に価格を(ある程度)自由につけることが許されています。
飲食店では「原価3割」なんて言われたりしますが、3割どころか原価率1%だって良いわけです。
取引は売る人間と買う人間がいれば成立します。
買う人間が納得すれば、そこらで拾った石ころを1万円で売ったって問題ありません。
価値
次に価値とはなんぞやという話をします。
シンプルに言えば価値とは「どれだけ自分に役立つか」です。
価格と違って、価値は「物質的な価値」と「精神的な価値」の2種類があります。
「物質的な価値」というのは分かりやすく言えばお金です。
例えば先に出た1万円の石ころでも、2万円で転売できる人間には2万円分の価値があるのですから「即買い」という判断ができます。
このように支払った金額以上の富を得られるのが物質的な価値です。
対して「精神的な価値」というのは人や状況によってそれぞれです。
同じ1,000円のラーメンでもチェーン店と人気店と、ゲレンデ内のレストランでは満足度が違うでしょう。
疲れてお腹が減った体には雑なラーメンでも1,000円以上の価値を感じますよね
また、おしゃれが好きな人であればファッションにお金をかけることが明日への活力に繋がるでしょう。
物質的な価値同様に、精神的な価値もまた大切なものです。
価値を最大化させている企業の例
キーエンスという企業を知っているでしょうか?
オーダーメイド機械を製造販売している大阪の会社で、会社員の平均年収ランキングの常連企業です。
このキーエンスは作った機械の価格を、「この機械によって取引企業がどれだけ儲かるか」で決定しているそうです。
仮に原価50万円の機械でも、それによって取引企業の業績が3億円上がるなら1〜2億円の価格を提示する訳です。
数字はなめくじが適当につけただけですからね
これは価値というものを最大化させた商売です。
「ボッタクリやんけ」と感じる人がいるかもしれませんが、それでも買う企業がいるからこそ平均年収が2,000万円近くになるのです。
価値という概念を考える上で、この事実は覚えておくといいでしょう。
価格ではなく価値で買うかどうかを決める
さて話を本題に戻しましょう。
ムダ遣いを減らす極意は「価格ではなく価値で買うかどうかを決める」ことです。
価値とはすぐ目の前に提示されるものではありませんので、判断できるようになるには訓練が必要になります。
しかし常に「これを買ったら自分に価格以上の価値をもたらしてくれるか?」考えるクセを付けば1年以内に身につきます。
価値という概念を知ってるかどうかだけの話やからな
この判断ができるようになれば、すでにあなたはモノを買うセミプロくらいまでにはなっています。
「節約しないと」とか「家計簿を見直して」なんて意識することなく、勝手にムダ遣いが減っています。
衝動性を持つADHDの人にだけは通用しない
ここまで言ってなんですが、衝動性タイプのADHDの人間にはこの極意は通用しません。
なぜなら「買いたい」という衝動を抑えることがもはや病気の治療に近いからです。
ADHDについては本記事の趣旨とはズレますので解説しませんが、気になる人は以下の記事を参考にしてください。
なめくじも衝動性の傾向があるので実店舗に買い物行くと苦労します
どうやってムダ遣い抑えてんの?
妻に止めてもらってます…
草
究極にムダ遣いを減らすには
さて、先ほどは価値で買い物をするようになったらセミプロという話をしました。
ではもう一歩進んでモノを買う「プロ」になるためにはどうしたらいいでしょうか?
その答えは「投資家になること」です。
その根拠を順に解説していきます。
モノを買うプロになるには?
最初にお伝えした通り、「モノを買うプロ」とは買い物が仕事や収入に繋がっている人間のことです。
買い物が自分の収入に直結すれば、それだけシビアに価値を判断することができるようになります。
しかし「じゃあプロになるために商社に転職しましょう」なんてことはほぼ不可能です。
だからこそ「投資家になる」という答えになる訳です。
投資家なら成人のほとんどがなれるからな
投資家になるっていっても兼業投資家で十分です
投資がムダ遣い削減に繋がる理由①
投資家は自分のお金を使って、新たなお金を生み出す仕事です。
しかしその投資対象によっては自分のお金が増えるどころか減ることもあります。
だからこそ「この商品は投資する価値があるのか?価格分の役に立ってくれるのか?」をしっかり判断しなければいけません。
投資家になれば常にそういった判断をするクセが付きますので、日常の買い物でもシビアな視線で買い物をするようになります。
投資がムダ遣い削減に繋がる理由②
投資を続けていると、どれだけのリターンが得られるかが大体分かってきます。
例えば今手元にある1,000円を年利5%で運用すれば20年後には2,700円になる、といった具合です。
もしムダ遣いを減らして毎月5,000円を投資に回したとしましょう。
そうすると20年で投資に回した総額120万円は、実に85万円も生み出してくれます。
こんなん誰でも投資しますわ
「投資の神様」と呼ばれるウォーレン・バフェット氏(総資産10兆円超)は、若い頃たった10ドルの散髪代ですら使うか悩んだそうです。
なぜなら彼はその10ドルを投資に回し続ければ20年後、30年後に多額の資産に化けることを知っていたからです。
バフェちんの気持ちはよー分かるでー
誰なんですかアナタ
この投資のリターンを経験すると、1,000円の買い物でも1,000円どころか2,700円分の価値があるのか?という感覚になってきます。
そして実際には、これだけの価値が付くような商品というのはほとんどありません。
そうなると自然とムダな買い物をしなくなっていきます。
投資がムダ遣い削減に繋がる理由③
投資は入金力ゲームと言われます。
なぜなら、リターンが倍率でかかるため元手資金が多いほどリターンも増えるからです。
1,000円ではリターン50円でも、それが1,000万円なら50万円になります
よって投資をする際は元手資金をなるべく確保することが大きな成功に繋がります。
そうなると、例えば100円の缶コーヒーを買う際でも「これと投資信託100円とどっちにしよう」という選択になります。
このように毎回どっちが得か判断することになりますので、自然とムダ遣いが減っていきます。
もちろん缶コーヒーを選ぶことも多々あるぞ
投資家になるには?
投資家になるのに難しい条件は要りません。
やるべきことはただ一つ、「証券口座を開く」だけです。
当ブログでは多くの人にSBI証券で証券口座を開設することをお勧めしています。
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ちなみにSBI証券が業界トップや
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ストレスなく投資を始めたい人向きです
また2022年4月現在では、口座開設すると3,000円分の株を貰えるキャンペーンを実施しているのも嬉しいですね。
どちらの証券会社も、1口100円からの少額投資に対応しています。
投資家になると言っても、いきなり何万円、何十万円と投資する必要はありません。
むしろよく分からないまま大きい金額を投資するのは反対です
まずは100円〜1,000円の投資をしてみて、「お金がお金を増やしていく」という経験をしてみてください。
投資を始めてみたいけど何からしたら分からない人は下の記事を参考にしてくださいね。
最後に
いかがだったでしょうか。
本記事ではムダ遣いを避けるための、根本的な考え方を紹介しました。
繰り返しになりますが一番大事なのは「価格ではなく価値で判断する」ということです。
100円だろうが95%OFFになっていようが、その価格に見合った価値をもたらしてくれない商品は必要ありません。
Amazonのセールで買った安モンがすぐ壊れて痛い目見た人も多いやろ?
ぜひ、この価値という判断基準を常に持っておいてください。
そうすれば間違いなくムダ遣いが減っていきます。
そして更に一歩上の節約術を身につけたい人はぜひ投資家になってみてください。
「お金を使う」ことにめちゃくちゃシビアになれますよ。
では次の記事でお会いしましょう!
またな!