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節約って結構大変ですよね。
無駄遣いしないようにしてるけど、好きなブランドの新作やSNSでバズった商品を見かけてついつい買っちゃう方も多いのではないでしょうか。
ところで、我々は”自分の意志で買い物をしている”のではなく知らず知らず”買わされて”いることを知っていますか?
CMやポップなどの「マーケティング技術」というやつですね
本記事はそんな誘惑の多い現代でも無駄遣いをしない/できなくなるマインドシフトの方法を紹介します。
「こうすれば電気代が◯◯円節約できます」みたいな枝葉の話ではありません。
あなたの価値観や生き方を根本的に変える考え方です。
ちょっと難しい内容ですが、ゆっくり時間を取って繰り返し読んでみてください。
結論
- 世の中には無駄遣いをさせるプロがいる
- 無駄遣いを避けるためには価格ではなく価値で判断する
- 更なる節約を目指すには投資家になることがお勧め
なぜ私たちは無駄遣いをするのか
最初になぜ私たちは無駄遣いをしてしまうのか考えてみましょう。
意志が弱いからだよ
あのさぁ…
世の中には便利な商品や魅力的なサービスが溢れかえっています。
そこに消費者に商品を届けるプロである「マーケッター」の手が加わることで、我々はその存在を知り手に取り、そして購入するのです。
私たちの日々の買い物の多くは、自分の意志で買っているように見せかけてその実、”買わされている”とも言われています。
もちろん、買わされた商品やサービスが自分のニーズに合っていれば全く問題ありません。
必要なように見えて実は必要じゃなかったり、優先順位が低かったりしたものを購入してしまうことこそ、まさに「無駄遣い」なのです。
節約は無駄遣いをやめること
節約というのはシンプルに言ってしまえば「無駄遣いをやめること」です。
簡単にできたら誰も苦労しねーよな
しかし先に述べたように世の中にはマッケッターが仕掛けている消費戦略がごまんとあり、気合だけで無駄遣いをやめるのは不可能です。
ではどうしたら無駄遣いをやめられるのか?
それは①自分が本当に必要なものを知ることであり、②価値で買い物をする習慣を付けることなのです。
- 自分が本当に必要なものを知る
- 価値で買い物をする習慣を付ける
①自分が本当に必要なものを知る
いきなり壮大な話で申し訳ありませんが、自分がどういう人生を送りたいのか明確なビジョンは視えていますか?
自分が人生に何を求め、何で幸せを感じ、何者になりたいかが明確になれば、「自分のニーズ」が理解できるようになります。
「自分のニーズ=needs」とは人生で本当に必要なものを指し、決して「あなたって今こういう商品が要るでしょ?」とマーケッターに押し付けられたものではありません。
例えば自給自足で自然と共に生きることが幸せな人にとって、いくら魅力的に宣伝されていようが都心のマンションは買う必要がありません。
同様に、家庭を守ることが使命と考えている人にとって、恋愛市場で有利になるようなブランド物のアクセサリーは必要ありません。
もちろんマンションやブランド品が真に必要な方もいるでしょう。
大切なのは、「自分にとって本当に必要かどうかを見極めること」なのです。
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人生の目標あるいは生き方が定まれば、自ずと物事の優先順位が決まります。
なめくじを含めほとんどの人にとってお金は有限な資産ですから、その配分の仕方を考えなければいけません。
その時に基準となるのが、先ほど述べた優先順位です。
自分が最も欲しかったりお金をかけたりしたいことを先頭に、傾斜をつけてお金を投下するのです。
もちろんガチガチに出費を制限する必要はありません。
しかし「果たしてこの買い物は自分にとって優先順位の高いものなのか?」と常に考える習慣は付けておくべきでしょう。
どうすれば人生が定まるのか
自分の人生は自分のもの。
考え、行動し、責任が取れるのは自分だけです。
そのためには時間をかけて「自分がどう在りたいのか」「自分の幸せとは」「自分の生きる意味とは」などを考えましょう。
占い師に頼るのはNG
考える方法は人それぞれですが、なめくじは「マインドマップ」を使うことをよくおすすめしています。
マインドマップを使えば、要素をひとつひとつ丁寧に分解しながら思索することが可能です。
紙に書き出しても構いませんが、スマホやタブレットやPCでもできるアプリを使うと便利です。
②価値で買い物をする習慣を付ける
自分が本当に必要なものが分かっても、無制限で買えばいいというものではありません。
その価値に見合う価格で買うことこそが節約には重要です。
なぜなら価値で買い物をする習慣が付けば、「ここですべきではない」買い物を自然と避けられるようになるからです。
ついでに言えば、衝動買いもほとんど無くせます
つまり上手な買い物をするためには、価値で判断することが大切と言えます。
ただ、「価値」といきなり言われてもピンとこない方が多いでしょう。
なので価格と価値の考え方について順番に説明していきます。
価格について
まずは理解しやすい価格についてです。
資本主義国家である日本では、基本的に商品やサービスへ自由に値付けすることが許されています。
例えば同じ人が捌いた全く同じ量のお刺身パックであっても、違う価格で販売できるのです。
当たり前の話だよなあ
価格とは、商品やサービスを手に入れるために支払わなければいけない自由設定の対価です。
価値とは似ているようで全く違うものだと認識しておきましょう。
価値とは
では価値とはなんでしょうか?
辞書によれば、価値とは「その事物がどれくらい役に立つかの度合い」とされています。
これになめくじ流の解釈を加えるならば、価値は以下の通りに定義できます。
- 価値とは”自分にとって”どれだけ役に立つかの基準
- 価値とは社会一般で評価されている値打ち=相場
ただしいずれであっても価値は流動的であり、その時の状況次第でゼロにも何百倍にも変わるものです。
ここはややこしいので次でも補足しています
価格と価値の関係
さて、価格と価値の関係についてまとめましょう。
節約にとって大切なのは「価値≧価格で購入すること」です。
ここでいう価値が”相場”の意味であれば話は簡単で、買う予定のものがなんであれ、調べればある程度の相場は分かります。
相場を知っていれば、今目の前にある価格と比較して買う買わないを判断することは容易でしょう。
難しいのは価値を”自分にとって役立つかどうか”で判断する場合です。
例えば砂漠で迷い脱水で死にかけている時に目の前に水を差し出されたら、ペットボトル1本分が100万円であっても購入するでしょう。
相場とかけ離れていても価値が高いパターンやな
この場合の”価値”とは極めて流動的かつ独善的で、大袈裟に言えば自分の人生の価値観で判断すべき基準です。
農家の方にとって5,000万円のマンションは価値がなくとも、都心で便利に暮らしたい人や転売で値上がり益を狙う投資家にとっては価値があるのです。
こういった価値の判断は一朝一夕にできる訳ではなく、人生設計が定まって自分に必要なものを理解し、そして常に”価値”を考え続けてようやく視えてくるものです。
厄介なことに家や車、教育費など金額が大きい支出になるほど、こちらの”価値”で判断する機会が増えていきます。
価値判断を習慣化しておかないと、こういった支出が突然目の前に来た時にわずかな期間で泥縄的に判断する羽目になり、巨額な無駄遣いに繋がります。
節約を成功させる大原則は、「大きな出費での節約>>>小さな出費での節約」です。
ぜひ今後の人生の支出をコントロールするために、今のうちから価値というものを考える習慣を付けておきましょうね。
価値の考え方の例
価値の話はとても抽象的で分かりづらいので、いくつか事例を紹介しておきます。
価値を最大化させて儲けている企業
キーエンスという企業を知っているでしょうか?
オーダーメイドの機械を製造・販売している大阪の会社で、会社員の平均年収ランキングの常連企業です。
平均年収2,000万円オーバーの企業や
このキーエンスは作った機械の価格を、「この機械によって取引企業がどれだけ儲かるか」で決定しているそうです。
つまり原価50万円で作った機械でも、それによって取引企業の業績が3億円上がるなら1〜2億円の価格を提示する訳です。
数字はなめくじが適当につけただけですからね
これはぼったくりでも詐欺でもなく、先にいった”価値”を最大化することで成り立たせている商売です。
身近な価値判断の例
毎日1本のコーヒーやジュースを買い続けている方は意外と多いと思います。
なめくじも以前はそうでした
しかし、こんな少額の買い物でも価値で判断すべきです。
例えば1ヶ月分のコーヒー代¥3,000〜4,000で仕事が捗り、結果的に月¥5,000〜10,000の昇給に繋がるのであれば買うべきでしょう。
またわずか¥130の暖かい飲み物1本が、エステのマッサージ換算で¥500〜1,000分のリラックス効果があると判断するのであれば、それも良い買い物でしょう。
逆に惰性で買っていて、買うのを止めてもなんら生活の質に影響が出ないなら、それは「買わされている」と言えます。
もちろん毎回こんなシビアに価値を考える必要はありませんが、節約をするためにはこういった思考を習慣化すべきというお話です。
なめくじの取捨選択
参考になるか分かりませんが、なめくじの価値判断や取捨選択も紹介します。
例えばなめくじは仕事中の昼飯を完全に捨てており、カップ麺+サプリ+プロテインの総額¥200程度で済ますことがほとんどです。
これは自分が昼飯にお金をかけても満足度があまり変わらないため、「日中動くための最低限の栄養素が補給できればOK」としているからです。
その分、妻と行く食事は人生の幸福度に重要なので、遠慮なく外食ではお金を使っています。
遠慮なくはちょっと盛りました、すみません…
またファッションを整えることは嫌いではないですが人生での優先順位が低いため、清潔感だけ気を付けてノーブランドの安物服ばっか着ています。
こんな感じで、自分の価値観に従ってかなり支出にメリハリを付けるよう心がけています。
節約思考を身に付ける最短ルート
蛇足かもしれませんが、こういった節約の思考法を簡単に身に付ける最短ルートを紹介します。
それは①個人事業主/社長になることと、②投資家になることです。
いずれも価格と価値で判断し、さらなる富を生み出すように賢い支出をし続ける必要がある生き方です。
そして判断を失敗したら、すぐさま自分が痛い目を見ます。
つまり価値判断のPDCAサイクルを毎日回しています
①はほとんどの方にとっておいそれと挑戦できないと思いますが、②はどなたでも簡単になれます。
幸い当ブログは投資がメインテーマですので、ぜひ興味が出たら投資カテゴリの記事もお読みくださいね。
突然の宣伝で草
最後に
いかがだったでしょうか。
本記事では無駄遣いを避けるための、根本的な考え方を紹介しました。
繰り返しになりますが一番大事なのは「価格ではなく価値で判断する」ということです。
極端な話、100円だろうが95%OFFになっていようが、価格に見合った価値がない商品は人生に必要ありません。
Amazonのセールで買った安モンがすぐ壊れて金ドブした人もいるやろ?
ぜひ、この”価値”という判断基準を常に持っておいてください。
そうすれば間違いなく無駄遣いが減っていきます。
そして更に一歩上の節約術を身につけたい人はぜひ投資家になってみてください。
「お金を使う」ことにめちゃくちゃシビアになれますよ。
では次の記事でお会いしましょう!
またな
- 世の中には無駄遣いをさせるプロがいる
- 無駄遣いを避けるためには価格ではなく価値で判断する
- 更なる節約を目指すには投資家になることがお勧め
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