【実食レポ】ファミマから新発売の二郎系ラーメンを食べる！

＜当ページにはプロモーションが含まれています＞

ファミマでお馴染みコンビニチェーンのファミリーマートから2021.12.14に二郎系レンジラーメンが新発売されました。

新発売されたのは「ラーメン荘 歴史を刻め」監修のレンジ豚ラーメンです。

食通でもラーメン通でもない、ただのラーメン好きのなめくじがレビューしてみます。

「ラーメン荘 歴史を刻め」とは

ラーメン二郎で修行した創業者が作ったラーメン荘グループの店舗の一つです。

今でこそラーメン二郎の京都店がありますが、二郎が関西にできる前から二郎インスパイアとして関西エリアに二郎文化を広めたパイオニアのグループ店です。

二郎インスパイアながら、関西エリアでは本家二郎よりラーメン荘グループのほうがお馴染みという不思議な状況になっています。

それだけ真剣に勝負して関西のラーメン好きに受け入れられた証拠ですね。

実食レビュー

さて、能書きはほどほどに早速レビューに入っていきましょう！

外装

今回新発売になったのはレンジラーメン（レジで温めますか？って聞かれるやつ）であって、カップ麺じゃないことに注意してくださいね。

目立つ青でラッピングされていますので見つけるのは簡単なはずです。

ファミリーマートはホットドリンクの下にレンジラーメンのコーナーがありますので、入り口からまっすぐ前の下らへんの棚にあるはずです。

価格は¥598（税込）でまぁまぁの値段しますね。

しかし二郎系ラーメンをコンビニでお手軽に入手できることを考えると妥当〜やや安ではあると思います。

中には味変用の一味が仕込まれています。

どうしてもコッテリラーメンは食べ進めると味が単調に感じがちですので嬉しい心遣いですね。

もちろん最初からかけてもいいと思います。

ビジュアル

なめくじはラーメン素人ながら「うまいラーメンはうまいビジュアルをしている」という持論があります。

そういう意味では一目で二郎系を意識していることが分かり、期待感をそそられるビジュアルをしています。

特にコンビニラーメンでこの豚の存在感は「頑張ったな」と思います。

豚と共に二郎を象徴する刻みニンニクが大胆に添えられているのも、中々コンビニでは見かけないビジュアルです。

麺

見た目には二郎っぽいごわごわした極太麺で良いですね。

ただ実際に食べてみるとデロデロと言わないまでも、まあちょっと硬めに茹でたうどんみたいな食感です。

麺の中の水分量が多いような食べ味で、その分小麦の風味に欠けてワシワシ食ったった感が得られにくいです。

妻は逆に小麦強めの麺があまり好きではないのでちょうど良かったみたいですけどね。

以前に食べたファミマの「千里眼」監修のレンジラーメンが完全にうどんだったので、それよりかはラーメンに近づいているかな？って印象です。

スープ

スープはいいですね！

これ以上は二郎好き以外には厳しい、そういうギリギリを狙った醤油と塩分のキリッと感が感じられます。

個人的にもう一息勝負して欲しいところですが、これ以上風味を強くするのは販売の間口を狭めてしまいますからね。

味を尖らせすぎると二郎を知らずにたまたま買った人が「マズっ」って思ってしまう危険性がありますから仕方がないでしょう。

写真にはありませんが白い背脂（アブラ）でカロリー爆上げ背徳感を演出しているのも憎いですね。

お店のラーメンには及ばないものの、ギリギリまで攻めた開発者の心意気が感じられるスープでした。

豚・野菜

油をまとってエロさを感じさせる豚ですね。

汚くて申し訳ありませんが、厚みはこんな感じ。

適度な弾力性と油があり、豚食べた感をクリアできています。

いやーすごいな。

野菜は当然モヤシとキャベツですが、特に印象はないですね。

同じレンジラーメンでちゃんぽんを食べた方なら分かると思いますがあんな感じです。

なめくじはヤサイマシたい派ですが、これ以上ヤサイをふやしたらギリギリで調整したであろうスープが薄まってしまいますからこれくらいが限界なんでしょうね。

完食した感想

良い意味で期待を裏切られました！

二郎や二郎インスパイアかと言われたら違いますが、「二郎風」ってところまでは持ってけている完成度です。

二郎好きな人が飢えて死にそうな時にこれが出てくると嬉しいですね！

これを食べて「美味い」と感じられるタイプの方にとっては、本家へ足を運ばせる味に仕上がっていると思います。

それにある程度クセは残しつつ一般化に成功しているので、二郎系を食べた経験が無い方にも購入ハードルが低くて勧めやすいのも◯です。

二郎好きじゃないと好き好んで1時間待つラーメン屋なんて行かないですからね。

「訳わからんコールをしないと怒られる」みたいな認知をされていて、ただでさえ二郎系のハードルが高くなっていますし。

たまたま新発売のニュースを知って、試すか悩んでいるようであればぜひお勧めですよ！

本記事で扱った「ラーメン荘 歴史を刻め」監修のレンジ豚ラーメンの販売地域（東海・関西・中国四国）の詳細はファミリーマートHPを参照ください。