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スマートロックデビューしたいとは思っても、何を買えばいいか悩みますよね。

調べると意外と高くてビックリしたりな
特に有名なセサミとQrioのスマートロックで比較をする人が多いと思います。
さてなめくじは、SESAME4とQrio Lockを同時に使い始め、途中からQrio LockをSESAME4に変更しました。

今も自宅と職場でSESAME4を使っています
本記事ではなぜこういった経緯を辿ったかを踏まえ、SESAME4 vs Qrio Lockのガチユーザーレビューをしてみます。
一切忖度はありませんので、本記事の情報をぜひスマートロックデビューに役立ててください。
結論
- コスパ含めSESAME4の圧勝
- Qrio Lockは使用者によっては、オート解錠がほぼ作動しない
- 環境によってQrio Lockが勝る可能性は無くもない
スマートロックとは
まずはおさらいです。
スマートロックとはスマホなどの端末を使って開け閉めが可能な電子鍵のことです。

主にスマホのアプリを連携して使用する
スマートロックには様々な製品がありますが、日本での個人使用で人気なのはセサミ(現行型はSESAME4)とキュリオロック(Qrio Lock)です。
スマートロックの特徴
スマートロックには、主に以下のような機能が搭載されています。
- オートロック機能
- 手ぶら開錠機能
- 電子錠の共有
- アプリでの開錠機能
- 遠隔施錠/開錠機能
一番実感しやすいのはオートロックと手ぶら開錠機能で、これだけでも「スマートロックを導入して良かった」と思えます。

車で言えばインテリジェントキーやプッシュスタートみたいな楽さです
また施錠状態の確認や遠隔施錠が可能なため、鍵をかけたか心配になりやすい人にはとても安心できるアイテムです。
SESAME4とQrio Lockの比較
さてそんなスマートロックについて調べると、「SESAME4」と「Qrio Lock」の2製品が有名であることに気付きます。
両者はどのような差があり、どちらがより優れているのでしょうか?
結論から言うと「SESAME4の圧勝」です。

ただし環境によって使い勝手が逆転する可能性は無くもない
性能比較
SESAME4、Qrio Lockともに優秀な製品ですが、正直に言えばユーザー側が欲しい機能での差はほとんどありません。

細かなことを言えば、施錠判定がSESAME4で時間式、Qrio Lockでセンサー式という違いはあります。
確かに扉が閉まった瞬間にロックして欲しい場合はQrio Lockに軍配が上がりますが、SESAME4でも3秒後から設定できますので大きな差とは言えません。
逆に扉を閉めた瞬間に忘れ物に気づいた場合は、即ロックされると手動開錠しなければいけなくなりますので、ある意味捉え方次第ではあります。
細かな仕様差を知りたい人はSESAME側、Qrio Lock側が共に比較していますのでチェックしてみてください。

ただQrio Lock側の記事は、A社がSESAME”3″な

バチクソ競合している他社が新製品出してるのに情報更新しないのは…
SESAME4のメリット
さてQrio LockからSESAMEに乗り換えたなめくじが、SESAME4のメリットについて順に解説していきます。
- 手ぶら開錠の成功率が高い
- 本体が軽い
- サポートの情熱が異常
- 価格が圧倒的に安い
手ぶら解錠の成功率が高い
手ぶら開錠とは、ユーザーが設定範囲内の位置に入った時にBluetoothによって自動開錠される機能です。
これはオートロック機能とともにスマートロックの最大のメリットであり、一度経験するだけで快適さを理解することができます。

両手が塞がっている時にわざわざ鍵を探したくないですもんね
この手ぶら開錠機能はSESAME4もQrio Lockも標準搭載されています。
…されてはいますが、なめくじの環境下ではQrio Lockはほぼ反応しません。
体感的には100回ドアに近づいたとしたら2〜3回開く程度です。

使いもんにならんな
もしかすると、なめくじがスマホとしてGoogle Pixel(3a→6pro)を使っているせいかもしれません。
iPhone13proを使用している妻はどうでしょうか?
オート解錠成功率を聞くと「半分以上は開くよ?」ということです。

使いもんになりませんね
ちなみになめくじの自宅玄関扉はそれなりに重厚なスチール製です。
よってBluetoothが玄関扉で遮蔽されてうまく反応できていない可能性があります。
しかし同環境でも、SESAME4であれば80%程度の成功率を誇ります。

職場のアルミサッシ製のドアでは成功率100%や
本体が軽い
本体が軽かろうが多少重たかろうが動作自体に一切影響はありません。
しかし粘着テープの劣化には、じんわり影響を及ぼします。
両製品ともに付属の強力粘着テープによって、本体を玄関扉へと接続する形となります。
つまり本体が重いほど自重によって粘着テープを引き剥がす力が強くなる訳です。
自宅で使っていたQrio Lockは1年半程度経ったところでテープが剥がれ始めました。

自宅は気密性が高いので、換気扇使用による陰圧も影響しています

テープが多少剥がれても本体が落下することはありませんが、ロック部分の接続が悪くなって空回りしだします。

要は「作動するけど鍵は開かなくなる」という状態や
ホームセンターに行って新しい粘着テープに交換すれば問題は解消しますが、本体が軽ければそもそもこの問題は起きにくくなります。
本体が軽いという点から、動作の安定性はSESAME4が優位と言えるでしょう。
サポートの情熱が異常
スマートロックは外部機器のため、鍵の形状によっては取り付けられない場合があります。
しかしSESAME4はアダプター(特殊な接続器具、税込¥600)を3Dプリンターを用いてオーダーメイドで製造してくれます。

なめくじは職場用で実際にやり取り済みです
なめくじが製造してもらったアダプターは、自分の測り方が甘いのもあって残念ながら精度がいまいちでした。

そもそも本来は使えない鍵へのアダプターを無理言って作ってもらったからな
しかし担当者の方からは「追加料金は要らないのでもう1回作らせていただけませんか」と熱い案内を頂きました。
※なめくじは自分でDIYした方が早かったので丁重に辞退しました
またなぜかCANDYHOUSE(SESAMEの会社)は、アメブロを使ってSESAMEの徹底的なQ&Aを作成しています。
「ウチの商品で不快なユーザー体験は絶対に起こさせない」というモノづくりへの情熱を感じて非常に信頼が置けます。
以上のように、SESAME4のサポート体制は良い意味で異常です。
価格が圧倒的に安い
SESAMEは非常に優れたアイテムであるにも関わらず、進化するたびに値段が下がっていきます。

何を言ってるかわからねーと思うが(略)
例えばQrio Lockの標準的なAmazon価格は¥22,700ですが、SESAME4は2023年現在で¥4,980です。
遠隔操作用のデバイス込みでも¥28,800 vs ¥7,960ですので、価格面では比較したら失礼なレベルでSESAME4が圧勝しています。

完全にスマートロック業界の覇権を取りにいっているな
SESAME4のデメリット
忖度無しでお伝えしますが、無敵と思われるSESAME4にもデメリットが1点あります。
それは「家の中での移動で誤開錠が起きる」ということです。

最初に誤開錠が起きた時は泥棒かと思ってビビりました
これはおそらく手ぶら開錠をするための範囲設定が原因です。
つまり自宅敷地内の一部が設定範囲外になっている場合にそこへ移動すると、デバイスは「ご主人様が外出から戻ってきたから解除用のBluetooth飛ばさなきゃ」と考える訳です。
室内では開錠されず、それでいて手ぶら開錠がちゃんと成立するためには、範囲設定やオートロックまでの時間の微調整が必要となります。

Qrio Lockは誤開錠しないが、そもそも手ぶら開錠もされないという
あえてQrio Lockの擁護をしてみる
なめくじの環境では致命的な手ぶら開錠問題も、もしかするとドアの材質によっては問題なく作動するかもしれません。
また、スマホ上の連携アプリでの操作によって手動開錠することは可能です。

正直言って物理キーでの解錠より時間かかりますけどね
またソニーのスマートウォッチ「wena」と連動したい場合はQrio Lock一択となります。
Qrio Lockを検討しても良いパターン
現状では残念ながらSESAME4の下位互換となってしまっていますが、それでもQrio Lockを使いたい場合は以下の条件をクリアしていることを確認してください。
- すでにSESAME4を導入済みでイマイチだった
- 玄関扉が木製/アルミ製/ガラス製(おそらくかなり重要)
- iPhoneユーザーである(GooglePixelユーザーはキビしい…)
- 高齢者や子供向けに物理開錠デバイスも欲しい
- 「wena」と連動したい

Qrio Lockも決して悪い製品では無いんだがな…

Qrioさんにはぜひ改良で巻き返して欲しいです
最後に
いかがだったでしょうか。
実際に両者を使ってみた身としての感想は、SESAME4の圧勝です。
両者とも良い製品であるのは間違いありませんが、さすがにこのレベルでこの値段差があると「どちらもお勧めです」とは言いづらいです。
もしSESAMI4とQrio Lockで悩んでいる人がいれば、絶対にSESAMI4をお勧めします。

では次の記事でお会いしましょう!

またな
- コスパ含めSESAME4の圧勝
- Qrio Lockは使用者によっては、オート解錠がほぼ作動しない
- 環境によってQrio Lockが勝る可能性は無くもない
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