- 新しいキャンプ場を開拓したい
- どんがはたキャンプ場が気になっている
本記事は、かけだしキャンパーの30代夫婦が「どんがはたキャンプ場」でキャンプをしてきたレポートです。
新しいキャンプ場を開拓したい人、今まさにどこを予約しようか悩んでいる人の参考になればと思います。
キャンプ玄人目線ではまた違う感想を持つかも知れませんが、なるべくビジュアル的にお届けしますのでぜひ最後まで読んでください。
記事後半ではどんがはたキャンプ場の設備やエリアの解説をしています。
予約する際には、記事後半だけでも目を通しておくことをお勧めします。

気分よくキャンプするにはまず情報集めから

なお本記事に記載している情報は2022年7月時点のものとなります
結論
- どんがはたキャンプ場は2022年2月にできたてのキャンプ場
- 新しく清潔感がある反面、設備は最低限なので注意
- エリアは一長一短あるので、値段だけでは決めない!
どんがはたキャンプ場
どんがはたキャンプ場は、京都府亀岡市にある2022年2月にOPENしたての新しいキャンプ場です。
特徴
大阪市内や京都市内、神戸などからアクセスのしやすい位置にあります。
出来て間もないキャンプ場ということで、①施設が新しいことと②未整備サイトがあることが特徴です。
標高564mに位置しますので、夏場でも比較的快適に過ごせます。

気温は平地から約3℃下がる感じですね

7月の気温データ換算だと、夜間は昼間からさらに10℃下がるぞ
アクセス
住所は京都府ですが、実際にはほぼ能勢町(大阪府の北端)に位置しています。

位置や交通網を考えると、京都市内や大阪市内や神戸市からの利用が便利です。

それより遠いと片道1時間半以上かかるぞ
道中は緩やかな坂道がずっと続きますが、荷物ガン積みの2WD軽自動車でも問題ありませんでした。
どんがはたキャンプ場レポート
さて、かけだしキャンパー夫婦が実際に行ってキャンプした感想をお伝えします。
結論から言うと、「リピあり」です。

ただ、サイトの選び方には注意が必要です
キャンプ概要
2022年7月に1泊2日で30代夫婦2人でキャンプをしました。
キャンプとしてはテント泊+タープ使用です。

ちなみにタープを使ったのは今回が初めて
当日の天気は、日中は曇り〜時々晴れで気温30℃程度、夜間は予報通り雨で22℃程度でした。
なめくじ夫婦は、約1ヶ月前からなっぷにて「Dエリア・64㎡(デュオ向け)」を予約していました。
当日は軽自動車に荷物をギッチリ詰め込んで出発し、御堂筋や箕面有料道路経由で向かいました。
仕事の関係上で出発が昼過ぎになったため、到着は午後3時頃でした。

意外と道路はスカスカで、良い意味で拍子抜けしました
キャンプ場到着〜設営
キャンプ場に到着したら受付に向かいます。
入り口から少し離れていますで、車に乗ったままズイズイと進んでいきます。

管理人さんから一通りキャンプ場に関する注意事項の説明を受けたら、割り当てられた区画(Dエリア)に車のまま向かいます。



手前にあるグレーの砂利から、車でグルっと1周できるぞ


区画面積64m^2なので、8m×8mくらいでしょうか
30℃くらい(午後3時〜4時)の蒸し暑い中、初めてのタープ設営をしてグッズを運び込んで一旦完成です。


車を停めて2人用ワンポールテント+ヘキサタープが十分張れる広さです

ツールームとか結構大きいテント張ってる人もいたな
設営後〜満喫時間
テント設営が完了したら後は楽しむのみです。


山側(サイト中央から遠心方向)に向かって設営しています

絶景とまではいかないが、十分自然を感じられる風景やな
事前に買っておいたBBQセットを焚き火でしっぽり頂きます。


直火禁止ですので、しっかり焚き火台やシートを準備しておきましょう
アルコールが入ると、トイレが近くなるもの。
しかしどの区画でもトイレまで距離がありますので、限界値には注意が必要です。


トイレまで片道3〜4分てところか
なめくじ夫婦以外にも、Dエリアには15組以上の客が思い思いのキャンプを楽しんでいました。

お子さんはあまりおらず、大人なキャンプエリアって感じでした
消灯〜就寝

さて、ひとしきりchillした後は寝るだけです。
火の始末をして、雨に濡れないよう道具をタープの中心に集めたら自分たちはテントの中へ。

盗難されそうなブランド物は全部テントに入れたほうがいいぞ

我々は全部安物なので盗られる心配はありません(白目)
寝る頃になると予報通りの雨が降り始めました。
気温は22℃程度まで下がり、シェラフを使うほどではないものの人によっては肌寒さを感じるかもしれません。

あとテントを叩く雨音がうるさかったがこれは自分たちの責任
持ってきた薄手のパーカーを被って就寝しましたが、トイレに1度起きました。

夜は真っ暗になるので、道中はライト必須です
翌朝〜撤収
朝8時前には起床して確認したところ、それなりに夜間雨が降ったにもかかわらず地面のぬかるみはありませんでした。

水はけヨシッ!
テントやタープに使った30cmペグも緩むことなく、またガチガチに抜けずということもなくしっかり役目を果たしてくれていました。

グランドシートの地面側はさすがに湿気てました
管理人さんには退出の申し出は無しでOKということなので、灰だけ捨てさせてもらいゴミは自分たちで持ち帰り。
午前11時頃が退出期限ですが、再びの雨を予想してか客の半数くらいは午前10時くらいまでに撤収していました。
帰りには近くの温泉に入り、さっぱりと汗や灰汚れを洗い流します。


キレイ好きには、キャンプ場近くに温泉があるのは嬉しいですね
そしてそのまま帰る前に、173号線沿いにあるジビエ料理屋のくるすさんでシシ鍋とキジ鍋の定食を頂きます。

1人前¥2,000でやや割高でしたが、量が多いため2人して腹パンパン状態に。

今度来る機会があれば、どんぶり物にするかな

ちなみに血抜きや調理法が徹底されているのか、ほぼジビエ感無しでした
帰りも道はスイスイで、大満足のキャンプとなりました。
どんがはたキャンプ場の施設紹介
さて、最後にどんがはたキャンプ場の施設紹介です。
公式HPの写真や地図だけでは分からない落とし穴も解説していきます。
炊事場
炊事場は清潔に保たれており、シンクの数も9個と十分です。
食器用洗剤やスポンジもいくつか用意されているため、うっかり忘れてきてしまった場合は使うといいでしょう。
ただしシンクは浅めのものが採用されているため、少し水の汲みにくさが感じられます。

ゆうて問題ないけどな

トイレ
トイレも真新しい設備ですので、特に問題を感じる人はいないと思います。
ウォシュレットも付いています。
左側の茶色い物置みたいな小屋には、男性用の小便器が3据あります。

人感センサーなので、人のいない夜は暗いです

灰捨て場
ゴミは持ち帰りですが、灰は捨て場所が用意されています。
ただし各エリアから灰捨て場が遠いので、持ち運ぶための火消し袋があった方がいいように思います。

そのままだと持ってく途中で風で散布されるぞ

各エリアの特徴
さて、各エリアの特徴を解説します。
一長一短ありますので、しっかり確認してください。

適当にエリアを決めると多分後悔します

Aエリア(49m^2)
一番景色が綺麗なエリアです。
最大定員は大人2名で子ども不可です。

ソロキャンか、こじんまりしたデュオキャン向けやね
南向きにテントを設営すれば、雄大な自然を感じながらキャンプができます。

ただし近くに国道+受付までの私道が走っているため、車の往来が少し気になるかもしれません。
またトイレや炊事場に行くには、それなりの坂道を往復することになります。



キックボードとか折りたたみ自転車がある人に向いていますね

ただし使っていいかどうかは別やから問い合わせしてくれ
Bエリア(70m^2)
キャンプ場の奥にある高台のエリアです。
最大定員は大人2名で子ども不可です。
Bエリアの注意点はAエリア同様にトイレや炊事場が無いということです。


見晴らしはいいですが、眼下に広がるのは工事予定地やため池なのでそこまで風景が良い訳ではなさそうです。
遠景は山々なので、設営の仕方次第ではあまり気にならないかもしれません。

子ども不可エリアなので静かにキャンプしたい人向けです

面積的にはテント+タープは問題無く張れる
Cエリア(90m^2)

唯一ペット可(リード着用必須)のエリアです。
またファミリー向けとなっていますので、お子さんがいるご家庭はこちらを選ぶといいでしょう。
最大定員は3名となっています。

Dエリアもですが、子どもは0.3人カウントだそうです
どんがはたキャンプ場で一番広いエリアですので、大きいテントや複数テントを張りたい人にお勧めです。

そういう人は、でかい車にも乗ってくるやろうしな
Dエリア(64m^2)

Cエリア同様にお子さんもOKですが、最大定員が2名であるので注意が必要です。
ただしCエリアよりは少しトイレ等から遠いことを押さえておきましょう。

小さい子が尿意を感じてから我慢できる距離ではないです
なめくじ夫婦はこのDエリアでキャンプをしましたので、記事前半を参考にしてください。

贅沢なソロキャンかデュオキャン用やね
Eエリア(56m^2)

C、Dエリアと地続きですが、Eエリアは唯一のソロ専用となっています。
トイレ・炊事場には近いエリアですので、ソロキャンパーにとっては利便性のEエリアか絶景のAエリアかという選択となります。

完全に好みの問題やな

ソロ専用なのにAエリアより少し広いのも特徴ですね
最後に
いかがだったでしょうか。
まだできたてホヤホヤの「どんがはたキャンプ場」を詳しく紹介してみました。

紹介し過ぎてて楽しみが減ったらスマン
グランピングに近い設備を求めると苦しいかもしれませんが、むしろ最低限の設備で自然を楽しみながらキャンプしたい人にはお勧めです。
実際に行ったなめくじ夫婦は「リピあり」と感じました。
丁寧に管理されていますし、今後の発展にも期待できるキャンプ場です。
興味が湧いた人は、ぜひ行ってみてくださいね。

では次の記事でお会いしましょう!

またな
- どんがはたキャンプ場は2022年2月にできたてのキャンプ場
- 新しく清潔感がある反面、設備は最低限なので注意
- エリアは一長一短あるので、値段だけでは決めない!
キャンプをする上でちゃんと必要な道具が揃っているか気になる人は以下の記事をお読みください。
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