<当ページにはプロモーションが含まれています>
- キャンプ未経験だが興味がある
- 夫婦や親子、友人同士などで2人(デュオ)キャンプをしたい
人混みが気になるこのご時世で、家族や1人のアクティビティとしてキャンプを始める人が増えつつあります。
著者のなめくじも前々から興味がありながら、今年2022年についにキャンプデビューを果たしました。

現時点では妻との2人(デュオ)キャンプを2回したところです
さて、キャンプを始めるとしてもまずは道具を揃えなくてはいけません。
しかし未経験者にとっては、道具といっても何が必須で何が後回しでいいのかサッパリでは無いのでしょうか。
それにキャンプを今後も続けるかが分からない中では、いきなり高額な品物も手を出しづらいですよね。

キャンプが今後の趣味となるかは実際に経験しないと分からん
そこで本記事では、キャンプ未経験者が初めての2人キャンプを迎えるに当たって必要な道具と、具体的なお勧めアイテムを紹介します。
常にコスパにこだわり続けるなめくじが、2人キャンプに向けた最適な買い物をサポートします。
無駄な出費を避けるために、ぜひ最後まで読んでみてください。
結論
- 初めての2人キャンプで揃えたい道具は10項目
- 高コスパのものを選べば初期投資額は10万円程度
- 一部が足りなくても、まずはキャンプに行こう!
キャンプとは
まずキャンプについての知識をおさらいしましょう。
キャンプは野外(主にキャンプ場)で最低限の装備を使い活動したり、生活したりすることです。

一般的にはテントを張って、BBQして一泊ってイメージですね
キャンプは1人で行うソロキャンプから大人数で行うファミリーキャンプまで参加人数は様々です。
また、徒歩・自転車・バイク・車など交通手段でも分類したりします。
そして最後に目的によっても種類があります。
例えば一人きりの時間を過ごしたり、自然を満喫したり、はたまた家族や友人との絆を深めたりとキャンプの形は様々です。
必要なキャンプ道具(ギア)
キャンプをする上で必要なギアは、キャンプの仕方や目的、参加人数などで少しずつ変わってきます。

キャンプでは慣例的に道具のことを「ギア:Gear」と呼びます
基本的には車を使用したり多人数だったりすると、ギアの規模や必要最低限が大きくなっていきます。
逆に徒歩やバイク、あるいはソロキャンプだったりすると、持って行くギアは自然と軽く少なくなっていきます。

ギアを現地に持っていかなきゃいけないからな

例えば10kgもある大型テントを自転車で持っていくのは辛いですよね
本記事で紹介するキャンプギア
本記事では、2人キャンプに必要なギアを紹介していきます。
ほぼ全てのギアを実際に使って良し悪しを判断していますので、その点はご安心ください。

愛せるキャンプギアだけ紹介しています

愛せなかったキャンプギアは思い出の中へ…
初めての2人キャンプで揃えたいギア
まずは初めての2人キャンプで最低限揃えておきたいギアについて説明します。
- テント(2人以上用)
- ペグ関係(必要数のペグ、ペグハンマー、収納バッグ)
- 椅子(人数分)
- フォームマット
- 焚き火関係(台、シート、ナイフ、炭袋、トング、耐熱グローブ、着火剤、薪)
- ツールボックス(細々としたギアを入れるもの)
- クッカー(調理器具類:メスティン、シェラカップなど)
- クーラーボックス(保冷剤含む)
- ライト(室内・移動用)
- シュラフ

最低限なのにめっちゃあるやん…

ゼロからスタートだとね…しょうがないんです…
ちなみにYoutuberの横山三等兵さんが1万円極限低予算キャンプ企画を行っていますので、ほんとにこんなに準備いるの?って人は見てみてください。
①テント(2人以上用)
テントが無ければ、それはキャンプではなく野宿です。
キャンプをしたい場合は必ずテントを購入しましょう。
2人以上用のテントにもドーム型・ツールーム型・ワンポール(ティピー)型・その他と様々あります。
主流はドーム型ですが、最近では設営のお手軽さや空間の広さからワンポール型を選ぶ人が増えています。
正直言えば好みと価格で相談というところですが、お勧めするならばやはりワンポール型です。
ワンポール型は不慣れな初心者でも設営しやすく、また見た目がすっきりお洒落で内部空間も広く取れるというメリットがあります。

特に背が高い人はテント内での動きが楽やな
逆にデメリットはテント中心に立つポールが邪魔な点ですが、これはギアの配置など工夫次第でどうとでもなります。
廉価ブランドのFIERLDOORであれば、高コスパで性能十分なワンポール型テントを購入できます。
二重メッシュ、耐水性、遮熱など必要な性能は全て揃っていますので、入門編〜中級者まで幅広く使えますよ。

使いやすく便利なので、今後別のテントを買い足しても二軍落ちはしません
②ペグ関係(必要数のペグ、ペグハンマー、収納バッグ)
テントを地面に固定するクギ的なものを「ペグ」と呼びます。
テントやタープを購入すれば基本的に付属ペグがついていますが、それらは使い捨てくらいに考えてください。

耐久性に難があるので、1発目で破壊することも多い
素材はプラスチック・スチール・ステンレス・チタンなどがありますが、お勧めは断然チタンペグです。

しっかり貫通力がある割に軽いのが魅力です
他の金属ペグの価格と比べると高めではありますが、最近では廉価ブランドが高コスパのチタンペグを発売しています。
今後も長く使えることを考えると、最初からチタンペグを必要数購入することをお勧めします。
また、ペグの長さは様々なシーンで使いやすい30cmを選びましょう。
ペグの設置や撤去には専用のペグハンマーがあると便利です。
ただし少なくとも最初はハンマーの質をこだわる必要はありませんので、最安値で問題無いでしょう。

要はしっかり叩けて楽に抜ければいいんですよ
ちなみに100均ハンマーはすぐ壊れるので非推奨、工具のハンマーでもいいですが撤去時に役に立ちませんのであまりお勧めしません。
ペグもペグハンマーも重くて一部が尖っていますので、持ち運びには強度のあるバッグを使いましょう。
こだわりたいのは見た目や値段ではなく、バッグの形状です。
収納や取り出しのアクセスが良い=手間がかからないものを選びましょう。
③椅子(人数分)
レジャーシート上で過ごす地べたスタイルもいいですが、椅子を用意するとグッとキャンプの快適さが上がります。

キャンプ玄人の知り合いは、使う時間が長い椅子にはこだわれと言います
椅子にこだわりたい人は、ド定番のヘリノックスチェアワンを選ぶと間違いが無いでしょう。

定番商品は、買った人がみんな満足するから定番化するのだ
「1発目でこの価格は厳しい…」という人は、安心ブランドであるコールマンの廉価チェアがお勧めです。

腰に爆弾を抱えていなければ、椅子は背もたれ有りが断然お勧めです
④フォームマット
”ござ”代わりに良し、シュラフ(寝袋)の下に敷いても良しと、使い所が多いフォームマットはぜひ揃えておきたいところです。

砂利のサイトなんかはフォームマットが無いと痛くて寝られません
100均(と言っても¥500くらいしますが…)などでも購入できますが、断熱性などの品質に差があるので安定ブランドを選ぶといいでしょう。

これも人数分欲しいところ
⑤焚き火関係(台、シート、ナイフ、炭袋、トング、耐熱グローブ、着火剤、薪)
こちらは個人的に必須と考えていますが、「まず焚き火なしでキャンプしたい」という人は飛ばしてください。
さて焚き火をするためには、実は薪以外にも色々と準備が必要です。
まず焚き火台です。
キャンプの醍醐味とも言える焚き火に使う焚き火台は、各メーカーが気合いを入れて製品を投入する激戦商品です。
そのため、良いものを探したらどんどん価格が上がっていきます。

上を見たらキリが無い
入門の焚き火台でお勧めするのは、廉価ブランドでお馴染み「YOLER」のA4型焚き火台です。
A4サイズのコンパクト収納かつ2人用には十分な大きさというちょうど良さと、高コスパが魅力です。

有名商品のパクリ商品のパクリ商品と聞いたことがあります

だからこその高コスパやろうな
次に焚き火シートも忘れずに準備しましょう。
焚き火台を使っていても、多少の火の粉が飛んだり燃えてる炭が落下して地面や生えている草にダメージを与えてしまいます。
自然を大切にするのがキャンパーのマナーですので、しっかりとした大きさの焚き火シートを準備しましょう。
さて焚き火シートで大事なのは広さです。

焚き火台サイズの4倍が広さの目安らしい
ある種消耗品のようなものなので、最初はブランドにこだわる必要はないでしょう。
ちなみに100均の焚き火シートは小さく薄くて使い物にならないので買わないように。
そして焚き火をするには当然ながら薪が必要になります。
太い薪にいきなり着火するのは難しいため、細かく割った薪に着火して徐々に太い薪に火を移していかなければいけません。
その薪を細かく割る作業に必要なのがナイフです。
斧があればより簡単に薪を割ることができますが、ナイフのほうがコントロールが効きやすく初心者にも扱いやすいです。

斧は硬くて安定した平らなスペースが無いとマジで割れない

みんなが切り株の上で薪割りするのには理由があるのです
ナイフは丈夫で安価なモーラナイフのヘビーデューティがお勧めです。

ちなみになめくじは斧よりナイフの方が薪割りしやすいです

厳密にはバトニングって作業やな
最後に焚き火が終わった後の灰を処理するための灰袋も準備しておきましょう。
灰袋で大事なのは、灰を入れやすい間口の広さと収納のコンパクトさと丈夫さです。

まだ熱い炭を入れる場合もあるので、しっかりとしたものを選びましょう

とは言え紹介するのは廉価ブランドだがな!
その他必要なものは、トング・耐熱グローブ・着火剤・薪がありますが、今のところお勧めというものが無いので100均やホームセンターで購入してください。

大したものが無い訳じゃなく、単に知らないだけや
耐熱グローブは軍手で代用できなくもないですが、火傷リスクを考えると準備したほうが無難です。

なめくじはワークマンのものを¥800くらいで購入しました
⑥ツールボックス(細々としたギアを入れるもの)
キャンプギアは小さいものも多く、忘れたり失くしたりしないよう整頓できるツールボックスが必要です。

2人キャンプの荷物量だと、無いとちょっと苦しい

段ボールや衣装ケースでもいいですが耐久性や耐水性を考慮したいところ
またツールボックスのフタはテーブル代わりにも使えます。
置いているものが転がらないよう、フタの端に段差があるものを選びたいところです。
⑦クッカー(調理器具類:メスティン、シェラカップなど)
キャンプ界隈ではなぜか”クッカー”という呼び名が慣例ですが、要は調理器具一式のことです。
カップ麺を食べるにもコーヒーを淹れるにも、最低限お湯を沸かす器具が必要です。
しっかりとした野外料理をしたいとなると追加の調理器具も必要になりますので、2人の目的に合わせて準備しましょう。

我々は100均やホムセンで揃えましたが、正直収納性がイマイチです

やはりキャンプブランドが提案しているセットがいいかもな
また料理好きな人であれば、ちゃんとした包丁セットを持って行くのもいいかもしれません。

下のYOSHIKIセットにある包丁は切れ味十分

十分というか自宅で使ってる包丁より切れる
⑧クーラーボックス(保冷剤含む)
食材を保存したり、飲み物を冷やしたりなどキャンプの質を上げるために欠かせないのがクーラーボックスです。
クーラーボックスは大きくハードタイプとソフトタイプに分かれ、それぞれに一長一短があります。

ハードタイプは保冷力に、ソフトタイプはコンパクトさに優れます

車で行くキャンプならハードタイプを選びたい
またハードタイプで広いものであれば、天板をテーブル代わりに使うこともできます。
なめくじ夫婦が使っているものは下のキャスターがついたタイプで、値段の割に頑丈さは十分実用レベルでした。

天板に飲み物置き用の凹みがあるのも地味に便利です
車で入れないキャンプサイトにはキャスター付きのものが便利です。
保冷剤もシンプルなようで、実は選び方によって保冷性能に大きな差が出ます。
当初は100均で購入した保冷剤を使っていましたが、夜には保冷力の大部分が失われ不安が残る結果となりました。
そこで保冷力に定評のあるLOGOSの保冷剤に切り替えたところ、保冷力が残るどころか近くの食材が凍結するレベルでした。

やっぱブランド物って、高いだけの理由があるんですね…
⑨ライト(室内・移動用)
ほとんどのキャンプ場は夜には真っ暗になります。
テント内にはもちろんのこと、トイレなどへの移動用ライトも必要となります。
ライト選びのポイントは光の色・光量・電源様式・重さなど様々です。
更にデザインの好みや電池の持ちなどありますので、最もお気に入りを選ぶのが難しいギアの一つかもしれません。

なめくじは正直、「コレ!」というものを見つけられていません
移動用のライトに関しては、以下のライトが値段の割にしっかりとした性能を持っているので2人分用意していいかもしれません。

自宅の防災リュック用に確保してもいいぞ
⑩シュラフ
夏以外の季節では、高地にあるキャンプ場での睡眠にシュラフ(寝袋)は欠かせません。

標高1,000m級なら夏でも必要です
標高100m上がるごとに気温は0.6℃程度低下すると言われます。
また季節によっては激しい寒暖差に見舞われることもあるので、やや心配し過ぎなくらいに考えた方が良さそうです。

GWに行ったキャンプでの日内寒暖差20℃はさすがに閉口した
シュラフを選ぶ際は、基本的に「快適温度」の最低ラインを目安にしましょう。

最低温度は、”耐えられる”くらいの気温です
なめくじ夫婦は冬以外のシーズン全てで使えるように、PYKES PEAKの中綿1,500gのシュラフを選択しました。
こちらのアイテムの良いところは安い以外に、間口を絞ることができるので寒い際はマミー型っぽくできる点です。

夜間気温5℃でも、パーカー+ワークパンツの格好でスヤスヤでした
結局総額いくらくらいかかるの?
さて、これで一通りのギア紹介は終わりです。
紹介したものを全て購入した場合は一体いくらになるのでしょうか?
答えは2人分で約¥75,000です。
ここに更なる細かいものを買い揃えるとして、大体10万円程度が初期投資額となります。

10万円くらい使ったの?

なめくじ夫婦は張り切って買い過ぎて15万円ほど使いました

そりゃ使い過ぎや
しかしこの金額は1回使い切りではなく、多くのギアが今後も使えることを考えれば悪くない出費ではないでしょうか。
予算的にもっと抑えたい!ということであれば、もっとシンプルなギア構成にするか一部のギアを日用品や100均アイテムで代用しましょう。
最後に
いかがだったでしょうか。
キャンプ未経験者が最初に準備しておくべきキャンプギアについて、実際の経験を基に紹介しました。
個人的に、何かが足りなくても工夫や知恵で補ってキャンプするのも楽しみの一つと思っています。
だからもし一度に全てを揃えられなくても、”まずはキャンプをしてみること”をお勧めします。

準備不足であたふたしながらキャンプするのも楽しいものです
経験をすることで、自分に何が必要で何が足りないかが見えてきます。
そしてキャンプの目的は人それぞれです。
目的に合ったギア選びをして、楽しい初キャンプを迎えてくださいね。

では次の記事でお会いしましょう!

またな
- 初めての2人キャンプで揃えたい道具は10項目
- 高コスパのものを選べば初期投資額は10万円程度
- 一部が足りなくても、まずはキャンプに行こう!

コメント