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- オートディスペンサーが壊れて困っている
- オートディスペンサーが使えなくなったときの対処法を知りたい
オートディスペンサーとは洗剤や石鹸などを自動で出してくれる機械です。

お家で使っている人も多いんじゃないでしょうか
さて本記事では、オートディスペンサーを使用中のトラブルに関してチェックリストをまとめました。
メーカーに問い合わせる前、保証書を探す前、諦めて捨てる前に一度チェックしてみてください。
意外とそのトラブル、故障じゃないかもしれませんよ?

経験上は故障じゃないほうが多い
※ちなみに一部の解決策は故障リスクを伴います。高級品や保証期間内であればメーカーに問い合わせるのを優先したほうがいいかもしれません。
結論
オートディスペンサーのトラブルは故障と管理上の問題がある
後者であれば、自分で簡単に復旧可能
一部の解決策は故障を覚悟で行うこと
オートディスペンサーのよくあるトラブルと解決方法
赤のマークやランプが点灯している
うんともすんとも言わない
オートディスペンサーに限らず、家電系の赤色ランプは電力切れを示していることが多いです。
基本的には電池交換もしくは充電で復旧します。

電力供給はだいたい電池かUSB充電や

古めの機種だとUSB-typeBを採用してたりするので注意してください
ランプをつける電力すら無くなったら、完全に機能を停止します。
電池式なら新品のものに交換を、充電式なら2時間を目安に充電してみてから再度使えるか試してみましょう。
それでもまったく動かないようであれば故障の可能性が高いです。
電池を交換した途端に使えなくなった
電池交換のサインが出たので交換したところ、いきなり機械が不動化するパターンです。
これは明らかに電池の入れ方を間違えてます。

んなもんやるわけ無いやろと思ってる人ほどやる
ちゃんと電池の凹凸があっているか、上下を間違えていないかを確認してみましょう。
また電池部分の蓋をしっかり閉めて初めて通電できる機種もありますので、蓋がしっかり閉まっているかも確認しましょう。
ケーブルを差しても充電マークが点灯しない
充電ケーブルの接触不良が起きている可能性があります。
ケーブルの口(端子)をそっと上や下に動かしたら充電が始まるかどうかを確認してください。
もし充電が始まるようなら、セロテープなどでその角度を固定しましょう。

セロテープは絶縁体だから使って大丈夫や
ただし、その場合はいずれどこかで限界を迎えます。

この時点でも買い換えどきと言っていいかもしれません
本体側が緩んだり歪んだりしていることが原因で充電できなくなったら「寿命」と考えましょう。
ケーブル側の端子が歪んでいるようであれば、ケーブル交換で元通りに充電できるかもしれません。
USBケーブルやUSB-ACケーブルであれば身の回りにあるかも知れません。
特にスマホ周りで代用できるケーブルが無いかを思い出してみてください。
ケーブルがしっかり差さるのに充電がされない場合は、内部の通電ルートのどこかで接触不良が起きている可能性があります。
廃棄覚悟で分解するか、一応メーカーに問い合わせるかどちらかを試してみましょう。

分解修理しても、密閉できなきゃ水場で使えなくなるけどな
洗剤の出が悪くなった
ボトル〜ノズルまでのルートのどこかが詰まり始めています。
できたらこの段階で手入れすることが望ましいです。

これを放置すると故障するぞ
手入れとしては、オートディスペンサーのボトルに水道水を入れて5〜10回ほど作動させるだけです。

適当なコップに水を入れて作動でもOKです
次第に十分な水の出方になりますので、正常化したところで元の洗剤に戻してください。
ちなみにノズル先の射出孔が汚れていれば、濡れティッシュで拭くだけで復旧することもよくあります。
このトラブルは、塊となった洗剤がルートのどこかにへばりついて狭くすることが原因です。
オートディスペンサーを一定期間使っていたら必ず出る現象ですので、あせらず手入れしましょう。
洗剤が出なくなった(駆動音はする)
まずは念のために洗剤が無くなっていないかを確認しましょう。

透明な洗剤は、意外と無くなっていることを見落としがち
洗剤はタップリあるのにこの現象が起きた場合、それは前項目が悪化した状態です。
ここまで来ると一時的にモーターに頑張ってもらう必要があります。
連続作動させると発熱してモーターに負荷をかけますので、数回ずつ20〜30秒ほど時間をおきながら作動させたほうがいいかもしれません。
その作動させる際は、かならずボトルの中身を水道水に入れ替えましょう。

理屈上は水で作動させた方が復旧しやすいと思われます
洗剤の吸い上げ口や射出口にスポイトなどがなんとか接続できるようであれば、水で圧力をかけて詰まりを出せることもあります。

内部に弁構造があったりするので、吸い上げ口側からやった方が無難やな
もし初めて使った時にこの現象が起きた場合は洗剤が濃すぎるのが原因です。
詰まり解消後は、もっと思い切って薄めて使いましょう。
内容量の3/4を捨てるか戻すかして、その分を水道水で補充するくらいの感覚で大丈夫です。
洗剤が出なくなった(駆動音がしない)
原因として考えられることは5つあります。
充電が完全に切れている
センサー周りが汚れて反応できていない
モーターが壊れた
電池接続部や内蔵の電源が壊れた
センサーが壊れた
ランプが点灯していなかったり赤色の点灯している場合は、①まず電池を交換するか2時間目安で充電してみましょう。
②センサー周りが洗剤などで汚れてセンサーが感知できなくなっていることも十分考えられます。
お使いの機種のセンサー部分を確認して汚れを拭き取ってみましょう。

黒っぽい部分がセンサーと思えば大体OKです

全身真っ黒のディスペンサーはどうすんのさ?

全部磨けばいいんじゃないですかね(適当)
それでもダメな場合は③〜⑤の故障の可能性があります。
もし③〜⑤であれば、素人では復旧不能です。

なめくじも素人なので、このパターンなら自力復旧を諦めます
保証書を確認しつつ素直にメーカーに問い合わせましょう。
作動はして一応使えるが正常にランプ点灯しない
ランプ周りやそのランプが示す機能の一部で故障している可能性が高いです。
保証書を確認し、保証期間内であればメーカーに修理や交換を申し出ましょう。
保証期間外であれば有償修理になりますので、修理費と買い替え費用を天びんにかけてどうするかを決めましょう。

電力不足でのエラーをお祈りしながら1回は充電してみよう
一部の機能は作動するが、別の機能が作動しない
まず本体のどこかにゆるみや接触不良が無いかを確認しましょう。
確認しても問題点が見つからなければ故障の可能性が高いです。
前項目同様にメーカー修理を検討しましょう。
故障しにくいソープディスペンサー
前提として、故障しないオートソープディスペンサーは無いことを明言しておきます。
その上で故障しにくいソープディスペンサーを買いたいのであれば、なるべくシンプルな機能に絞った商品を選ぶといいでしょう。
ちなみになめくじが使っている中では、Umimileの電池式平置き1液ソープディスペンサーが5年半以上と一番長持ちしています。

デザインも尖ってなくてどの雰囲気でも馴染みやすく気に入っています
逆に多機能であるほど内部の構造は複雑化します。
例えばUmimileの2液同時に使えるシリーズ品がありますが、なめくじは1年程度の使用で半分以上が何かしらの故障に見舞われています。
それで結局、なめくじは1液タイプを複数購入するスタイルに落ち着いています。

最新型も3個使っていて、全くトラブる気配がありません
構造が複雑化=故障ポイントが増えるということですので、確率論として故障しやすくなります。
もちろんメーカーも常に製品改良しているでしょうが、多機能なソープディスペンサーに関しては「ある程度早い段階で故障するもの」と割り切りましょう。
ちなみにUmimileの商品で初期不良に当たり問い合わせたこともありますが、ちょっとだけ不自然な日本語でメチャクチャ丁寧に対応してくれました。
中華メーカーを避けたい人もいると思いますが、Umimileに関してはどうぞ安心してお使いください。
壁掛け可能な泡タイプ
平置きはもちろんのこと壁掛けも可能(ホルダー付属)なタイプなので、狭い場所や置き場所に苦労する場所はこちらがお勧めです。

防水性能がIPX-5なので風呂場でも使えるぞ
泡吐出タイプなので泡系の洗剤やハンドソープが対象の商品ですが、適切な濃度に薄めれば液剤でも使用することが可能です。
USBでの充電タイプで、こちらの商品のみ色をホワイトとブラックのどちらかを選ぶことができます。
電池式の泡タイプ
USB充電ではなく電池式が欲しい人もこちらになります。
特徴はUSB充電式と比べて¥500安いことと、IPX-3とやや防水性能が落ちることです。

台所や洗面所はいいですが、風呂場使用は止めた方がいいです
単三電池3個使用で、なめくじが使っている旧型のものは数ヶ月〜半年程度持ちます。
電池式の液体タイプ
食器用洗剤やシャンプー剤など液体でガッツリ出したいシーンではIPX-5のこちらの商品がお勧めです。

フライパンの強い油汚れは液体で洗剤が出て欲しい時があります
液体タイプであるせいなのか、他にはないオートクリーニング機能も搭載してお手入れが簡単な仕様になっています。
ただしおそらく液体タイプは、お手入れをサボると泡タイプより詰まりやすいと思われますので注意してください。
吐出量調整が多段になっているのもあって、他よりやや高めの金額となっています。
風呂場特化のプッシュタイプ
風呂場のシャンプーやリンスなどを壁掛けでスッキリさせたい人にはこちらがお勧めです。
シャンプー・リンス・ボディソープ・洗顔料などが使用対象となり、また壁掛けフックとマグネットのどちらでも設置できます。
ただしこちらのシリーズは他の感知式ではなくプッシュ式となっておりますのでご注意ください。
ちなみに2本セットでは液体×2か液体×1+泡×1のどちらかを選べます。
また3本セットは液体×3か液体×2+泡×1を選べますので、用途に合わせて検討してください。
さて2本セットや3本セットが基本となりますが、1本だけの商品もあります。
例えば「やっぱり追加のものが欲しい」「トイレでの手洗い用に安めの壁掛けタイプが欲しい」といった場合にはこちらがいいでしょう。
大容量の電池式泡タイプ
とにかく詰め替え作業が嫌いで大容量が欲しいという人にはこちらがお勧めです。
他のシリーズより1.5倍前後の大容量で、しかも壁掛けも可能な商品です。
こちらは大容量なので、大家族でのハンドソープなどに使用するのが便利です。

お手入れに便利なクリーニングモードも付いています
アルコール用壁掛け噴射タイプ
帰宅後すぐ、余計なところに触ることなくアルコール消毒をしたい人にお勧めです。
平置きはもちろん、壁掛けもできますので玄関近くに気軽に設置することが可能です。
ただしこちらの商品は噴射タイプであり、ジェルアルコールの使用はできません。

ジェルを使いたい人は液体タイプを購入してください
またこちらは電池式ではなくUSB充電式となりますのでご注意ください。
最後に
いかがだったでしょうか。
分解してみたら分かりますが、オートディスペンサーは意外と複雑な内部構造をしています。

分解する奴は少ないだろうが、やるなら壊れる覚悟でな
どうしてもこういった電子機器である以上、故障トラブルはつきものです。

ちなみに壊れた商品を2つ分解したら、1個は修復不可、1個は原因特定できずでした
しかし実は故障ではなく、管理上の問題でトラブっていることも非常によくあります。
諦めて捨てる前に色々試してみてくださいね。
どうせ捨てるものと割り切って、分解して構造を把握するのもおすすめですよ!
もしオートディスペンサーそのものを詳しく知りたい人は、以前の記事も合わせてご覧ください。

では次の記事でお会いしましょう!

またな!
オートディスペンサーのトラブルは故障と管理上の問題がある
後者であれば、自分で簡単に復旧可能
一部の解決策は故障を覚悟で行うこと
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