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店頭のアルコールスプレーや公共施設のトイレなどで見かけるオートディスペンサー。
実は我々の暮らしにも取り入れると、とても便利に活用できます。
本記事ではオートディスペンサーのメリットデメリットやそのお勧め用途などについてまとめて解説します。
安い機種であれば¥3,000前後で購入できますので、興味がある方はぜひチャレンジしてみてくださいね。
結論
- 液体であれば用途を問わず使うことができる
- 使う際や補充の手間が少ない/かからない
- 使う際や保管上で衛生的である
- 洗剤の節約になって経済的
ディスペンサーって何?
ディスペンサーとはハンドソープや洗剤を1度に適量を出してくれる装置のことです。
一番イメージしやすいのは、どこの店頭にも置いてあるアルコールディスペンサーではないでしょうか。
ディスペンサーにも下記のように色々な種類があります。
- 手でノズルを押すタイプ
- 足でスイッチを踏むタイプ
- 手をかざすと自動で出るタイプ
特に3つ目の「手をかざすと自動で出るタイプ」、つまりオートディスペンサーが大変便利です。
実際にオートディスペンサーがある生活を経験すると、2度とボトルを使えない体になります。
「上等だよオラァ」という人だけ読み進めてくださいね。
オートディスペンサーのメリット
- 液体であれば何でも使える
- 使う際や補充の手間が少ない/かからない
- 使う際や保管上で衛生的である
- 洗剤の節約になって経済的
他のディスペンサーと比べて、オートディスペンサーにはメリットがいくつかあります。
1個ずつ順に見ていきましょう。
①液体であれば何でも使える
オートディスペンサーには、液体であればだいたい何でも入れられます。
さすがに漂白剤のような強酸とか強アルカリはダメですよ
具体的にはハンドソープ・化粧水・シャンプー・洗顔フォーム・除菌アルコール・便座クリーナーなどの用途があります。
中には液体の粘性(ドロドロさ)によっては出しにくいものもありますが、水で薄めれば問題なく使うことが可能です。
薄めても効果が維持できる奴限定な
もしスプレーではなく泡として出てほしければ、泡タイプの機種を選べばOKです。
ちなみにディスペンサーでの使用を推奨するメーカーは無いので、自己責任でお願いします
②使う際や補充の手間が少ない、かからない
ディスペンサーの大きな利点は手間が省けるということです。
例えば食器用洗剤を思い出してください。
洗剤をスポンジにつけて食器を洗うまでに、以下の5工程もかかってしまいます。
- ボトルを持ち上げる
- 注ぎ口を傾ける
- スポンジに量を調節して洗剤を出す
- ボトルを置く
- スポンジで泡立てる
対して自動ディスペンサーではたったの2工程です。
- スポンジをかざす
- 泡が適量出てくる
ね、簡単でしょう?
それに補充の手間もほとんどありません。
よほど容量の小さいディスペンサー以外では、中身の補充は1〜2ヶ月に1回です。
もし使用量が少なければ、半年近く持つこともザラです。
また洗剤の選択によっては時間が経つと分離することがありますが、簡単に再度混ぜることができます。
手間を省くという観点から、オートディスペンサーは魅力的な機械であると言えます。
③使う際や保管上で衛生的である
オートディスペンサーは手で押すタイプのディスペンサーに比べて衛生的に使えます。
なぜならボトルに触れることが無く、本体が汚れないからです。
通常のディスペンサーであれば、使用時に手の汚れや水滴が付くことは避けられません。
そしてボトルが水垢でヌルヌルし出すのを、100人中250人は経験していると思います。
結局は定期的にボトルをゴシゴシ洗って乾かす必要が出てきます。
ヌルヌルボトルの掃除ってテンション下がりますよね
しかしオートディスペンサーであればあんな掃除はもう必要ありません。
ボトル表面にはほぼ水がつきませんので、雑菌が繁殖したりカビたりする心配がないのです。
たまの洗剤補充時にボトルをサッと洗って乾かすだけです。
もし衛生面で念を押すのであれば、珪藻土のコースターやマットを敷くのもいいでしょう。
④洗剤の節約になって経済的
オートディスペンサーなら手をかざすだけで適量が出てきます。
出る量は設定できる機種が多いぞ
ドバッと出すぎることはありませんので、特に小さいお子さんがいるご家庭で経済的です。
油汚れに洗剤を多めに使いたい時などは、2回かざせばOKです。
オートディスペンサーのデメリット
さて、良いところだけだとうさん臭いのでデメリットもあげていきましょう。
- 故障する
- 充電が必要
- アルコールが使えない機種がある
①故障する
故障リスクは機械である以上は避けられません。
一般に、機械は複雑な仕組みであるほど故障率が上がっていきます。
より多機能のものをお求めになるのであれば、故障リスクは覚悟しましょう。
1万円台クラスの高価なものを購入した場合はしっかりと保証書を保管することをお勧めします。
なめくじは1〜2年持てばいいくらいの割り切り感で¥3,000程度の機種を使っています
ちなみに故障に関するなめくじの経験は以下の通りです。
ソープディスペンサーを4年前から合計6台を買い、うち1台だけ初期不良に当たりました。
この時は不良個体を送り返すことなく、メーカーから新しいディスペンサーを送っていただけたので手間もあまりかかりませんでした。
また2台は使用後1年過ぎた辺りで故障が発生したため、まだ使えなくもない1台はそのまま使用してもう1台は分解・廃棄しました。
分解した結果、直せないという結論が得られました
そこから同じく低価格帯の別メーカー製品を2台購入していますが、半年経過現在では問題無く使用できています。
②充電が必要
オートディスペンサーは電気によって動きます。
よって、「電池交換」か「充電作業」のどちらかが必要になります。
どれくらい持つかは消費電力によって様々ですが、なめくじ家のもの(後述)であれば1日5〜6回の使用で2〜4ヶ月ほど持つ印象です。
オートディスペンサー単独の機能であれば電力消費はたかが知れていますので、似たような数字になるかと思います。
充電タイプであれば給電はAC電源(部屋の隅にあるコンセント)かUSB電源からになります。
充電時間は1〜2時間程度ですね
電池切れアラームが無い機種だと急に動かなくなるので、そこにちょっとわずらわしさは感じるかもしれません。
かといってコンセントを差しっぱなしで使うことは非推奨です。
なぜならオートディスペンサーは水回り使用をしますので、漏電リスクがあるからです。
防水仕様だろうが充電中は漏電するぞ
③アルコールが使えない機種がある
機種によっては、アルコール使用に対応していない場合があります。
アルコールの保存容器はポリエチレンとポリプロピレンでないと、変形したりヒビ割れたりする恐れがあります。
アルコールに関しては汎用機種を使うのではなく、アルコール専用の機種を使ったほうが無難かもしれません。
手指消毒用なら専用のスプレータイプが望ましいですしね。
どうせ自己責任使用なので、「安い機種だしいったれ」作戦はありです
オートディスペンサーのお勧め用途
まだオートディスペンサーを使ったことのない人は使用イメージがつかみにくいと思いますので、実際のお勧め用途を紹介します。
- ハンドソープ
- 食器用洗剤
- 手指消毒用アルコール噴霧
- 洗顔料やシェービングクリーム
- トイレ除菌クリーナー
- シャンプー
①ハンドソープ
一番オーソドックスなオートディスペンサーの使い方です。
個人的には泡タイプの機種が向いていると考えています。
洗剤にはビオレやミューズなどの「泡タイプのハンドソープ液」を使えばトラブルがありません。
もちろん液体状のハンドソープを使っても大丈夫ですが、その際は5〜10倍程度に薄める必要があります。
液体を薄めて使ったほうがコスパ良いぞ
ハンドソープがドロドロ過ぎるとノズル内部で詰まって故障の原因となります。
慣れないうちは薄めから作って、徐々に濃くしていくといいでしょう。
ちなみに泡タイプの機種であれば、液体ハンドソープを使ってもしっかり泡として出てきますので安心してください。
②食器用洗剤
食器用洗剤もオートディスペンサーが本領を発揮する用途の一つです。
ご家庭でよく使用されている中性洗剤は問題なく使用することができます。
ただし原液のままだとドロドロ過ぎて詰まりますので、必ず5〜10倍に薄めてから使用してください。
時間が経つと洗剤が2層に分離し始めることがありますが、ボトルを本体から外して振って混ぜ直せば大丈夫です。
③手指消毒用アルコール噴霧
自宅の玄関にアルコールスプレーを置いておきたい人も多いでしょう。
そんな時もオートディスペンサーが便利です。
中身にはドラッグストアなどで販売されている手指消毒用アルコールを使用すればOKです。
ただしアルコールは洗剤と違って、薄めると殺菌効果が無くなります
アルコール用途で使う場合は、アルコールに耐久性のあるボトルの材質が限定されます。
ですので、噴霧機能が備わっているアルコール専用のオートディスペンサーを使うほうが無難です。
④洗顔料やシェービングクリーム
洗顔フォームやシェービングクリームは、泡タイプのオートディスペンサーで使えば泡立てる必要がなくなります。
例えば泡+液体タイプで出せる機種に洗顔料+化粧水を入れてあげれば、朝の支度がはかどりますよね。
時短アイテムとしても活躍するぞ
個人的には時短できるのが一番のメリットだと思ってます
⑤除菌クリーナー
トイレやキッチンなどのちょっとした掃除用に除菌クリーナーを入れるのも有りでしょう。
その際は噴霧機能が備わっている機種がお勧めですが、無くても大丈夫です。
アルコール専用機種で採用されているボトルは化学変化に強いので、酸性やアルカリ性クリーナーも使いやすいです。
しかしそうはいうものの、さすがにハイターなどの強い消毒剤での使用は避けるべきでしょう。
消毒剤の酸性・中性・アルカリ性は健栄製薬様のサイト(ページ下段)が分かりやすいので参照ください。
防水(IPX5以上)タイプの機種でシャンプー
防水機能が備わっているものに限り風呂場に持ち込むことが可能です。
最低「IPX5」、できたら「IPX6」まであれば安心です。
IPXというのは防水性能の指標です
X部分に数字が入ってる場合は防塵を表すが、今回は無視でOK
風呂場に設置すれば、シャンプーやボディーソープ、リンスなどにも使えます。
ただし濃度が高いと詰まって故障する恐れがありますので、適度に薄めて使う必要はあります。
薬用シャンプーなど有効濃度が大事な製品では使わないほうがいいでしょう
使用上の注意
オートディスペンサーを使う上で、いくつか注意すべき点を紹介します。
濃度あるいは粘性の問題
オートディスペンサーは、電力を使って一定の力でボトルの中身を吸い上げます。
その際に中身がドロドロだと力不足で吸い上げきれずに、吐出部までのルートのどこかで詰まります。
詰まった場合は何度も作動させて強引に液体を出し切るか、工夫して水圧をかけるかして詰まりを出し切らなければいけません。
特に前者は発熱で駆動モーターにかなり負荷をかけますので、連続で作動させ過ぎないようにしましょう。
詰まりなく使うためには、中身を「飲むヨーグルト」以上の粘性にはしないほうがいいでしょう。
詰まらすとちょっとめんどくさいぞ
故障なのか手入れの問題なのか見極める
オートディスペンサーを使い続けると、どうしても出が悪くなったり出なくなったりします。
その時には果たして「故障なのか、電池切れなのか、手入れすれば直るものなのか」を見極める必要があります。
故障じゃないのに買い換えていたらもったいないです
なめくじの経験でいうと圧倒的に手入れの問題が多いです。
もしオートディスペンサーを使用する上でよくあるトラブルとその解決法を知りたい人は以下の記事を読んでください。
オートディスペンサーでの洗剤使用は自己責任
だいたいの洗剤やハンドソープなどでは、注意書きで「他の方法では使用しないでください」と記載されています。
ハンドソープ、洗剤、あらゆるものに共通していますが全て自己責任での使用になりますのでご注意ください。
ただそれを言い出したら、例えばシャンプーを100均容器に詰め替えることすら自己責任ですからね。
要は「それでオートディスペンサーが壊れるなどの不利益が出ても洗剤メーカーは責任取れませんよ」という意味で捉えてもらえば大丈夫です。
メーカーも自己防衛は必要ですからね…
お勧めのオートディスペンサー
最後にお勧めのソープディスペンサーの機種を紹介します。
それは「Umimile」のソープディスペンサーです。
う、ウミミル…?
ユミマイルな
なめくじはこのシリーズを合計6個買っており、長い物ではすでに丸4年使用しています。
うちいくつかは2種類の洗剤を同時に使えるタイプを選びましたが、初期不良1点(交換済)と1年経って故障2点という結果になりました。
やはり機械は、複雑な機構になると故障率が上がりますね
特に故障2点に関してはほぼ同時期でしたので、部品の一部の耐用期間が短い可能性があります。
1種類用途だけのものは今でもずっと現役で活躍中です。
耐久性を考えると、素直に1個1種類用途のものを選ぶといいかもしれませんね。
まとめ
オートディスペンサーは1回経験すると戻れなくなるくらいに便利な家電です。
興味がある人はぜひチャレンジしていただければ、すぐにその便利さが実感できると思います。
ただしオートディスペンサー特有の問題や使い方のコツがありますので、十分に理解した上で使いましょう。
うまく活用してやれば、オートディスペンサーは時短アイテムとしても活躍してくれますのでぜひこの機会にお試しください!
では次の記事でお会いしましょう!
またな
- 液体であれば用途を問わず使うことができる
- 使う際や補充の手間が少ない/かからない
- 使う際や保管上で衛生的である
- 洗剤の節約になって経済的
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