資産形成ってどうやったらええのん?
何をどう選べばいいか最初は全く分からないですよね
こんな疑問を解決する記事です
皆さん、資産運用していますか?
どうもなめくじです。
資産運用・資産形成をしたくなっても、まず何から始めたらいいか分かりませんよね。
本記事はそんなあなたにおすすめの資産形成手順を解説していきます。
詳細な個別記事リンクも貼っておきますので、ぜひ併せて読んでみてくださいね。
では行ってみましょう!
本記事の対象読者
- 資産運用や資産形成に興味が湧いた
- 今まで貯金しかしたことがない
- 投資に興味があるけど何から始めたらいいか分からない
結論
節約をしながら『つみたてNISA』を始めましょう!
貯金だけではダメ!資産形成には投資運用の必要アリ!

本記事をお読みのあなたは投資はしなくともある程度の貯金はしているのではないでしょうか。
貯金はもちろん大事です。
いざという時に手元に現金があれば迅速にトラブルに対応できるからです。
しかし実は貯金をするだけでは資産形成をすることは非常に厳しい道になります。
というのも現在は長く続く金融緩和政策の真っ只中で、銀行などに預金しても雀の涙程度しか金利が得られません。
バブル時代は年利5%という時もあったみたいですが現在は0.001%、つまり1年間100万円預金したところで10円しか金利がつきません。
これでは資産形成どころかインフレの波に飲まれて逆に目減りする公算が高いです。
※金利とインフレについての詳細は以下の記事をお読みください。
ですので、資産形成をしようとするならば「投資で資産を増やす」ことは避けて通れません。
次項では「じゃあ何の投資から始めればいいのか」という疑問にお答えしましょう。
最初にすべき投資

実はあなたが最初にすべき投資方法は一択です。
ズバリ『つみたてNISA』から始めると良いでしょう!
「投資って株のことじゃないの?」と思っているあなた。
安心してください。あなたの認識は間違っていません。
『つみたてNISA』は大きなカテゴリーで言えば株の運用についてのものです。
株の運用(株式投資)がしっかり走り出すように税金を使って国が補助輪を付ける制度が『つみたてNISA』です。
『つみたてNISA』では専用の証券口座を開いてあなたが商品を選び、月々決めた額の株取引を自動でつみたてていきます。
これだけなら通常の株式積立投資と変わりませんが、『つみたてNISA』制度を活用すると一定額まで勝ち分に課せられる税金が免除されます。
ちなみに株式投資には通常は約20%の課税がされますが、これが無いというのはめちゃくちゃ大きいのは想像つきますよね。
今我々が苦しんでいる消費税の2倍が免除される訳ですからね。
ややこしい話は抜きにして『つみたてNISA』は「株式投資で負けなくなる訳ではないが勝った場合の取り分が多くなる制度」とざっくり理解していただければ大丈夫です。
『つみたてNISA』や株式投資に関する基礎知識がもっと知りたい方は以下の記事をお読みください。
また、本当につみたてNISAが良い制度なのか心配な方は次の記事もお読みください。
なめくじのデータではありますが、『つみたてNISA』によって2022年1月現在の1年8ヶ月経過時点で元金は約1.3倍まで増えています。
銀行預金の3万倍(笑)近い資産形成スピードです。

自分で計算しながら3万倍にフフッとなりました。これは出来過ぎですけどね。
詐欺師でももっとリアリティのある数字を言うでしょうが、しょうがないやん本当ですもの。
まず証券口座を開きましょう!
株式投資は証券口座を持つ必要があります。
残念ながらこれは今お持ちの銀行口座では代用できませんので別で準備する必要があります。
証券口座は代表的なものは『楽天証券』、『SBI証券』、『松井証券』などです。
これら証券会社から1つを選択し、『つみたてNISA』口座を開設しましょう!
証券会社の選び方についてはコチラの記事を参考にしてください!
口座を開いたら商品を選んでお好みの積み立て設定を!
『つみたてNISA』は積み立てたお金を使って自分で商品を運用する必要があります。
要は「お金さえ払えば証券会社が良い感じに運用してくれる」訳ではなく、「自分が運用したい株商品を選んで設定したら証券会社が自動で運用してくれる」ということですね!
さて、『つみたてNISA』制度が適用される商品は国が厳しい制限をかけています。

厳しいといっても投資家を守るためになるべくボッタクリ商品を排除しているという意味ですのでご安心を。
ですので、どれを選んでもある程度負けにくい状態にはなっていますがそれでも各商品ごとの特徴や差が存在します。
ちなみに『つみたてNISA』の対象商品一覧は金融庁が公表していまして、そのリスト(pdf)がコチラです。
ただ、200本以上ある商品から自分にとってなるべく良さげなものを探そうと思うと心が折れてしまいますので下の記事も参照してください。
つみたてNISAと比べて他の投資はどうなのか?
なめくじが考える最初に手をつけるべき投資は『つみたてNISA』で変わりはありません。
しかし、例えばiDeCoなど他の投資や資産運用法じゃダメなのかも気になるかと思います。
もちろん他の投資法の多くは”しっかり知識を付けて自分に見合った投資をする限り”ではそんなに危険なものではなく、逆にお勧めできるものも数多くあります。
しかし、『つみたてNISA』に総合力で勝てるかというと微妙です。
その理由を以下にざっくりとまとめます。
- iDeCo(イデコ):節税にはなるが投資したお金は60歳まで引き出し不可。
- 通常の株式投資:課税される分、つみたてNISAより増やしにくい。
- 債券:課税される+守りの資産であるため株式投資と比べるとリターンが低い。
- REIT(リート):課税されるし初心者向けではない。
- 金(ゴールド):課税されるし、リスク分散用なので最初に投資すべき資産ではない。
- FX(エフエックス):価格変動が激しく万人に勧められる投資法ではない。課税される。
- 仮想通貨(ビットコインなど):価格変動が激しく万人に勧められる投資法ではない。課税される。
- 不動産投資:事業に近いので知識ゼロでは絶対に手を出してはいけない。課税される。
こう見ると「もう全部つみたてNISAでいいじゃん…」という気持ちになりますが、世の中そう甘くはありません。
つみたてNISAには使える上限金額が設定されているため、あくまでゲームでいうところのチュートリアルと思ってください。

つみたてNISAはあなたのような投資家の雛鳥を育てるための国の補助制度です。
成鳥になったら厳しい投資の世界に巣立たなければいけません。
待って!つみたてNISAがお勧めなのは分かったけど元手はどうするの?

そう、それなんです!
投資というものは倍率で増えていく手法ですので、投資元本が大きいほど効果が強く出ます。
同じ年利1%であっても100円投資なら1円しか増えませんが、100万円投資したら1万円増えます。
つみたてNISAは誰でも最大で月に33,333円投資可能ですので、なるべく上限いっぱいまで投資元本を捻出したいところです。
その投資元本を生み出すためにはどうしたらいいか?
そうです。節約です。
もちろんすでに年間の投資上限である40万円以上の貯金があれば今すぐ節約を気にする必要はありません。
しかしそこまで貯金に余裕が無い方は日々の生活から節約して投資元本を生み出す必要があります。
電気を細かく切るなんてチマチマやっていたら絶対に1万円単位のお金は節約できません。
まずは生活費のうちに大きな割合を占める固定費の削減を考えましょう。
固定費を削るのは色々調べたり手続きが面倒だったりとエネルギーが要りますが、一旦見直してしまえば後はほったらかしでも節約効果が続くという大きなメリットもあります。
固定費削減を考えてみたいという方は以下の記事を参考にしてみてください。

節約のコツは小手先のテクニックではなく、「大きな支出からガッツリ削る」です。
数百円、数十円単位の節約は固定費を見直した後にやるべきことです。
ちなみにこの書き方だけだと生活費と貯金カツカツの状態で投資を始める方が出そうなので、念のために下の記事も紹介しておきますね。
もしあなたが”生活防衛費”を用意できていない場合は、残念ながらまだ投資を始めるタイミングではありません。
まず節約しつつ”生活防衛費”をある程度貯めることを優先しましょう。
まとめ

いかがだったでしょうか。
資産形成を考え始めた方の多くは、正直言えばそこまで貯金に余裕は無いでしょう。
もしガッツリ貯金があるのなら、ある意味すでに資産形成できていますからね。
本記事の結論としては「節約しつつ捻出した費用を『つみたてNISA』に上限まで突っ込む」です。
ちなみに株取引をしている投資家で『つみたてNISA』をやっていない方はほぼいないはずです。
投資家みんなが制度を活用しているのには、それだけお得な理由があります。
まずは投資の基本のキから始めてみましょうね。
『つみたてNISA』が投資上限金額いっぱいまで行ったら、そこで初めて他の投資法を考えていきましょう。

もしお知り合いで『つみたてNISA』を始めていない投資家の方がいたら、『つみたてNISA』の存在をあなたが教えてあげてください。
投資を始める際の証券会社の選び方についてはコチラの記事を参考にしてください!